アニメキャラの愛車！実在する名車選【車好き必見！】

今や日本のアニメと言えば、世界中から絶賛されるほどの日本を代表するポップカルチャーにまで成長しました。そんなアニメに必ずといって登場するのが何を隠そう「車」です。日本のアニメには実際に存在する名車が数多く登場しています！この記事では、有名アニメ内に登場する実在する名車を6車種ご紹介しています！車好きは必見です！早速ご紹介しましょう。

【フェラーリ　Ｆ40】 こちら葛飾区亀有公園前派出所　中川巡査

いわずと知れたイタリアを代表する名車“フェラーリ”です。このフェラーリ　Ｆ40は、作品の中で最も多く登場しており、中川巡査の愛車として広く知られています。その真っ赤なスポーツカーは今もなお世界中のカーマニアから注目を集めています。こちらのモデルは、1987年にフェラーリ創業40周年を記念して作られ、当時の新車販売価格が、なんと驚きの4.650万円。日本国内では一時プレミアがつき2億5.000万円の値が付いたこともありました。時代を超えて、人気を集めるイタリアの名車です。

【トヨタ　AE86】スプリンタートレノ　イニシャルＤ　藤原拓海

「イニシャルＤの顔」と言っても過言ではありません。作中に登場するこのトヨタ　AE86は通称ハチロクと呼ばれており、主人公である藤原拓海の愛車として知られています。トヨタ自動車が1983~1987年までの約4年間に渡って製造販売していた大衆車であり、当時の新車販売価格はおよそ160万円。作中では、豆腐屋の息子である拓海の配達用の車として使用されていますが、そのポテンシャルは非常に高く、実際のカーマニアの間では今もなお人気を博しています。今では、街中で見かけることは少なくなりましたが、時代が移り変わった今でも、愛され続けている車といえます。

【フィアット　500チンクエチェント】 ルパン三世　ルパン

フィアット500チンクエチェントはイタリアの自動車製造販売会社「フィアット」が1957~1977年の長きにわたって生産していた2人乗りの小型車です。このフィアット500チンクエチェントが日本国内で一躍注目を浴びるきっかけとなったのが“ルパン三世の愛車”だということ。相棒である次元大介と相乗りするシーンは日本人なら誰もがイメージする名シーンでしょう。フィアット500チンクエチェントの排気量は479㏄、馬力はわずか15馬力でした。現代の軽自動車でも約60馬力あるので、一見パワーがないように思われます。しかし、最高速度は95キロと当時では、かなり速い車でした。今もなおモデルチェンジが繰り返され、世界中の車好きから不動の人気を集めています。

【アウディA4】 千と千尋の神隠し　千尋一家

実はあまり知られていませんが、冒頭の家族で引っ越しするシーンに登場しているのがこのアウディA4なのです。宮崎監督の仕事用の車と噂されており、ファンの間では「アウディA4　2.4ターボ　クアトロ」ではないかと予想されています。作中で使われているドアの開閉音やエンジン音は現車録音されたものであり、エンドロールには協力業者としてアウディジャパンの名前が流れています。日本国内ではアウディのエントリーモデルとして人気があり、街中ではよく目にしているのではないでしょうか。国内中古車市場にも多数流通しており、安いものなら30~60万円程度での購入が可能です！

【ダイハツ　ミゼットDK】 となりのトトロ　お父さん

最後にご紹介するのが、少しマニアックな車種ダイハツ　ミゼットDKです。こちらの車種はダイハツ工業が1957~1972年まで生産していた一人乗りタイプの三輪自動車です。戦後、車がとても高価だった時代に廉価版として登場したダイハツ　ミゼットDKは、多くの日本人から愛される大ヒット車となりました。今ではほとんど見る事がなくなってしまいましたが、まれに中古車サイトなどで目にすることがあります。現在でも100万円近くの値がつくほど、マニアの間では親しまれている名車といえます。

アニメに登場する名車　まとめ

名作アニメの中に名車あり、まさに車は現代人には欠かすことの出来ないライフスタイルの一部です。それは、たびたびアニメの物語にも大きな影響を及ぼします。大規模なカーチェイスや、ロマンチックなラブシーンなど、車と言うのはアニメを語るうえで外せないツールのひとつなのです。
今回ご紹介した車種は全て実在しています。特徴的であり不動の人気を集めている・物語を語るうえで欠かせないなど、全てにおいて名車と言われる理由があるのです。この記事を読んだ後、上記のアニメを見るとより一層違った角度から物語を楽しむことが出来るのではないでしょうか。今回ご紹介したアニメ以外にも、作中には名車が多数登場しているのでまたの機会にお届けできればと思います。