車でbluetoothを使って音楽を聴く時に知っておきたい注意点!

車でbluetoothを使って音楽を聴く時に知っておきたい注意点!

そもそもbluetoothってどんな物?

bluetoothというのは、一つの無線規格の事で簡単に言うとWifiなどと同じ無線です。無線でデータ通信するので、ケーブルを用意しなくても通信機器同士を接続することができ、音楽やデータのやり取りを行えます。
最初にbluetooth機器とペアリングという設定をしておけば、2回目以降は接続作業を行わなくても自動的に接続されるので、ケーブル無しで音楽を楽しめます。
自分のスマホに入っている音楽データをbluetoothで飛ばして、車内でも音楽を楽しめることもあり、カーアクセサリーでもbluetoothに対応している物は人気ですよ。


ペアリングをする際に注意しておくこと

bluetooth対応機器同士は、初めにペアリングをしなければなりませんが、スマホの設定の画面からbluetoothの設定を行います。周辺に接続可能な機器がある場合には、使用可能な機器が表示されるので、接続したい機器をタップするとペアリングされます。
ペアリングは1度に複数台接続することはできませんので追加接続するためには、接続されている機器を切断してからペアリングしなければなりません。
複数のスマホがあったり、bluetooth機器がすでに接続されている場合には、切り替え作業をしなければならないのが注意点です。一回の作業では、接続できない可能性もあるので、停車している時に作業するようにしましょう。

ハンズフリー電話を利用する際の注意点

カーナビなどがbluetoothに対応していると、ハンズフリーで通話を行えるようになります。手でスマホを持つことなく、会話をスタートさせられるので、交通安全の面からもメリットになります。しかし、いくつか注意しておきたい点もあります。
一番ハンズフリー電話で気になるのは、電話がかかってきても誰からの電話なのか分からないという事でしょう。カーナビ側に電話帳が入っていなければ、電話番号しか表示されず、電話をかける際も、電話番号を入力しなければならないので、手間になります。
この問題はPBAPという電話帳データを通信できる機器であれば、解決できる問題です。カーナビやオーディオを購入する際には、これらに対応しているか確認すると使い勝手が良くなりますね。


音楽データの転送に関する注意点

bluetooth対応の機器を使って音楽を聴く時も、考えておくと良い点があります。それは音楽の転送に関する問題です。
まずは持っているカーナビやオーディオが、bluetoothの音楽転送に対応しているか確認が必要です。少し古い物であれば、ハンズフリー電話には対応していても、音楽転送には対応していないという事もあります。
他にもbluetooth接続で音楽データを転送すると、データ量が低くなって転送される問題もあります。CDやMP3データの音源をbluetooth接続すると、どうしても音質が悪くなってしまいます。特にFMトランスミッターなどのbluetooth機器になると、FMラジオの音質まで、下がってしまうので、高音質を期待する方には考慮すべき点です。

まとめ

音楽を気軽に楽しむ方法として、bluetooth接続は便利な方法です。無線で接続できるので、ケーブルの取り回しも必要なく、スマートに車内のアクセサリーと接続できます。しかしbluetoothならではの注意点もいくつか存在します。
ペアリングという機器同士の接続は難しい作業ではないものの、確実に接続できるように、何回か試さないといけない事があります。さらに音質が低下するので、ノーマルのカーオーディオでは問題にならなくても、良い音質を楽しみたくてカスタムされている方には物足りない音質になってしまう可能性があります。
無線技術は向上していますので、新しいbluetooth規格の物を購入すると、より高い音質で音楽が楽しめますよ。