スズキの車ってどんなイメージ？特徴や燃費について解説！

海外でも高評価！スズキの根強い人気車種！

海外で人気のスズキ車といえば、ジムニーです。一部の国では「SAMURAI」の車名で販売されており、排気量も1,300ccに設定されています。コンパクトで親しみやすい外観とは裏腹に、悪路における優れた走行突破性に度肝を抜かれ、ジムニーの虜（とりこ）になってしまった外国人ドライバーも数多くいます。
そしてもう1台はスイフト。欧州ではすでに100万台以上販売されており、国や地域によっては5速MTと6速ATがラインナップされています。マイルドハイブリッドのオプションもあり、機敏な走りを楽しめるコンパクトカーとして今や国内外を問わずスズキを代表する1台となっています。

スズキ = 軽自動車？日本でのイメージは？

スズキという自動車メーカーを聞いて、あなたはどんなイメージをするでしょうか？多くの人が、コンパクトな軽自動車をイメージするのではないでしょうか？
実は、『SX4 S-CROSS』という新世代四輪制御システムを搭載したSUVタイプや、『ランディ』というMサイズミニバン（日産セレナのOEM）、『イグニス』という個性的なエクステリアのコンパクトカーもラインナップされているのです。
意外かもしれませんが、スズキにはお手頃な価格帯で個性的な普通車がたくさんあるのです！日本人は人気車種に偏る傾向がありますから、スズキの車で個性を演出するのもいいですね。

車体価格も燃費も経済的！スズキの軽自動車！

スズキの車が愛される理由は何でしょうか？1つには、車選びではまず検討材料となる「燃費の良さ」が挙がるかと思います。そう、スズキの軽自動車は低燃費車種ランキング上位の常連メーカーなのです！アルトやワゴンR、ラパンなど、スズキの軽自動車は低燃費の代名詞的な存在と言っても過言ではありません。
運転免許を取得して初めて購入する車、一家に1台の小回りが利く車、通勤で活躍してもらう車など、スズキの低燃費車があなたの生活において大活躍してくれることでしょう！いずれの普通車でも排気量が低めに設定されているため、税金の面において大きな利点となるのも特徴です。

超低燃費を実現させる、スズキ独自の技術！

どの自動車メーカーにもそれぞれの強みがあり、特徴を活かしてブランディング強化に努めています。スズキはどうでしょうか？スズキには、超低燃費を実現する独自の技術「S-エネチャージ」というシステムがあります。それはモータ機能付発電機に専用のリチウムイオンバッテリを組み合わせたシステムで、加速時にはそのモータ機能付発電機がアシストすることで加速性能を維持したまま燃料消費を抑えられるというもの。要は、「加速を良くし、燃費を良くする」という夢のような技術なのです。
こんな技術を開発できるなんて、スズキの技術陣には敬服するほかありません！

あなたの車は大丈夫？2016年には燃費偽装の問題も！

ところが2016年には、三菱自動車に続きスズキまでもが全26車種において燃費改ざんの不正を公表してしまいました。低燃費を条件にスズキ車を購入したオーナーにとっては、たまったものではないでしょう。このころから、国内の自動車メーカーの様々な不正が発覚していくことになります。
スズキの燃費改ざん問題については、不正公表後に改めて測定し直したところ、なんとカタログ値よりも良い燃費値であることが証明されるという事態となりました。不正は不正ですが、その測定結果が示すほど、メーカーポリシーが消費者目線だということを物語っているのでしょう。

まとめ

・低燃費
・コンパクト
・ユニークな外観

これらのキーワードは「スズキ」というメーカーを連想させます。そして、スズキというメーカーを知れば知るほど、「小さな車をつくる小さな巨人」というイメージが浮かんできます。シェアこそ大きくはないものの、1番である揺るぎない「何か」があるのです。そしてそれは、徹底されたメーカーポリシーなくしては実現できないということ。そういう大切なことを教えてくれるような気がしてきませんか？
世界中にコアなファンを持つスズキだからこそ生み出せる車種があり、それらの車種からはスズキのポリシーを感じられることでしょう。いま車選びをしている、もしくはこれから買い替えをする予定の方は、ぜひスズキの個性的な車を検討してみてください！