車を購入したときに知っておきたい保険料について

車を購入したときに知っておきたい保険料について

車の保険料を決める要素

車の保険料はさまざまな要素によって決定されます。
車の保険料の判断基準となる要素
・車の型式
・運転する人の年齢
・車を運転することの多い地域
・車を仕様する主な目的
・前年の走行距離
・運転する人の範囲
これらの条件から総合的に判断し、月々の保険料が算出されます。
車の型式というのは、軽自動車なのか乗用車なのか、はたまたワゴン車なのかというような車の大きさです。
主な目的というのは、日常で使用するためのものなのか、業務用として使用するのかといったものです。
また、車を購入した場合、あなた以外の方が運転することもあるかと思います。
その部分の判断基準として使用されるのが、『車を運転する人の範囲』です。
このように保険料の算出は、さまざなな要素によって決定されるわけですね。



ノンフリート等級制度とは?

車の保険料の割引率を決めるときに重要になってくるのが、『ノンフリート等級制度』、いわゆる等級制度と呼ばれるものです。
等級制度は1から20までの20段階に分かれていて、これまでの事故歴によって決定されます。
初めて車の保険に加入する場合、等級は6級からスタートすることになり、それから1年間、事故を起こさず保険のお世話になることがなければ、次年度は1階級上がり7級となります。
そして、保険のお世話になることがなく、等級が上がり続ければ上がり続けるほど、月々の保険料の割引率が高くなっていくということです。

保険料の平均相場と車両保険について

これまで紹介してきたように、車の保険料はさまざまな要素から総合的に算出されるものなので、全く同様の価格になるということはほとんどありません。
ですが、大体の予想を立てておくことは非常に大事なことなので、保険料の平均相場についても紹介しておきたいと思います。
20代の車の保険料としての平均相場は3万円ほどです。
これは車両保険なしの価格で、車両保険をつけると倍の6万円ほどになります。
車両保険というのは、自分の車の修理費に関しての保険です。
車両保険は必要ないと考える方も少なくないですが、車の修理費用は高額になることが多いので、付けられるのであれば付けておくにこしたことはありません。
自動車保険に加入するのであれば、車両保険への加入を前提として検討することをおすすめします。

安い保険を探すには

車の保険は万が一のときの備えとしてぜひとも加入しておくべきですが、月々の保険料はできるだけ抑えたいものですよね?
そこでおすすめしたいのが『ダイレクト型の自動車保険』です。
保険には大きく分けて代理店型とダイレクト型の2種類がありますが、代理店型の保険は保険料が高くなる傾向にあります。
というのも、代理店型の保険の保険料には、代理店への手数料も含まれているので、どうしても保険料が高くなってしまうわけです。
一方ダイレクト型自動車保険は、電話やインターネットを通じて加入するタイプの自動車保険です。
ダイレクト自動車保険の場合、代理店が間に入らないので、その分安さで還元することができるわけですね。
担当者と会って話ができないというデメリットはありますが、コールセンターでのサポートが充実しているので、そこまで心配することはないでしょう。



まとめ

車の保険に加入するときに一番気になる部分である、保険料について詳しく解説してきました。
今回紹介してきたように車の保険料はさまざまな要素によって判断されます。
車の形式、運転する人の年齢、車の主な使用目的など、それぞれの要素によって今回紹介した平均相場と大きく異なる場合があるので、まずはシュミレーションしてみると良いでしょう。
その場合、代理店型の保険を選ぶと高くなってしまうので、ダイレクト型の保険会社でシュミレーションをおこなうようにしましょう。