車の心臓!車のエンジンの種類や仕組みとトラブルへの対処法

車の心臓!車のエンジンの種類や仕組みとトラブルへの対処法

車のエンジンの仕組みが知りたい

まず、車のエンジンの役割についてみていきましょう。
車のエンジンは、空気とガソリンなどの燃料を混ぜ合わせることで爆発を起こし、その爆発のときに発生するエネルギーでタイヤを動かすといった役割を持っています。
主な流れとしては、まずピストンを収容するシリンダーの中に空気を吸い込み、同じタイミングで排出される空気と燃料と混ぜ合わせて空気とガゾリンなどの燃料が混ぜ合わさった混合気というものを作り出します。
次に、先ほど作り出した混合気をピストンによって圧縮します。
その後、点火プラグを用いて圧縮した混合気を着火させることで爆発が起こります。
その爆発のエネルギーにより、タイヤが動きはじめるということですね。
爆発の際に排出される排気ガスは、排気パネルから排出されていきます。


車のエンジンにはどんな種類があるの?

次に車のエンジンの種類についてみていきましょう。
車のエンジンは使用する燃料によって分類することができます。
まず、一番代表的なのがガソリンエンジンですね。
ガソリンエンジンは、その名の通りガソリンを燃料として動くエンジンのことです。
先ほどエンジンの仕組みのところで紹介したのは、ガゾリンエンジンの仕組みになります。
ガソリンエンジンは、小さくコンパクトに設計を組むことができ、生産にかかるコストも少なくて済むことから多くの乗用車に採用されています。
次に多いのがディーゼルエンジンです。
ディーゼルエンジンは、トラックなど大型の車に採用されるエンジンで、経由を燃料としているエンジンです。
燃料の性能が高く、燃費が良いのが特徴です。
最後に紹介するのがハイブリッドエンジンです。
ハイブリッドエンジンは、エンジンとモーターを組み合わせたタイプのエンジンになります。
主な動力源はエンジンですが、モーターがエンジンの働きを上手くサポートすることで、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンとは比べものにならないほどの低燃費を実現しています。
これら3つのエンジンのいずれかが、今製造されている自動車のほとんどに採用されています。

車のエンジンがかからない!バッテリートラブルへの正しい対処法

車のトラブルで多いのがエンジントラブルですが、エンジントラブルの原因として最も多いのが、『バッテリー上がり』です。
バッテリーはエンジンを駆動させるための大事な動力源ですが、エンジンをかけないまま車内灯やライトを点けっぱなしにしたり、ラジオをかけっぱなしにしたりすることで、電力が足りなくなり、その結果バッテリー上がりを起こしてしまいます。
バッテリー上がりを起こしてしまったときは、ブースターケーブルで他の車のバッテリーから電気を供給してもらうことで対処できます。
ブースターケーブルがないと、この応急処置はおこなえないので、車の中にはブースターケーブルを常備しておくようにしましょう。


車のエンジンがかからない!セルモータートラブルへの正しい対処法

バッテリーには問題がなさそうな場合、セルモーターが故障してしまっていることが多いです。
セルモーターが故障しているとエンジンをスタートさせることができないので、エンジンをかけることができません。
エンジンを始動するとき『キュルキュル』という音がしますが、あれはセルモーターが始動している音です。
セルモーターが故障した場合、モーター内の部品を交換し修理をおこないます。

まとめ

車の心臓といわれるエンジンについて詳しく紹介してきました。
車の購入や買い替えを検討している方は、今回紹介したエンジンの種類やその特徴を参考にしながら選んでみてはいかかでしょうか?
一般的なガソリンエンジン車もいいですが、エンジンとモーターの働きで低燃費を実現するハイブリッドエンジンの車もおすすめですよ。
また、エンジンがかからないといったトラブルが起きてしまったときは、バッテリーやセルモーターの状態を確認し、適切に対処するようにしましょう。