ワイパーの交換時期はいつ?費用はどのくらい?

ワイパーの交換時期はいつ?費用はどのくらい?

ワイパーはどのくらいで交換する?

普段はあまり気にすることのないかもしれないワイパーですが、急な雨の時などに水はけが悪いなと感じたことはないでしょうか?
水はけが悪いと、視界も狭くなり事故の元になってしまいます。
では、ワイパーの交換はどのくらいの頻度でするのでしょうか?
普段は車検の時まで気にしないなんて方も多いかと思いますが、実は一年に一回位は交換するくらいが望ましいのです。
販売しているワイパーなどは推奨三年とされているものが多いのですが、実際は三年も持たないことがほとんどです。
ゴムは一度劣化し始めると一気に劣化していきます。 気づいた時には使えなくなっていたということもありますので、交換の目安のサインは見逃さないようにしましょう。


ワイパーを交換する目安は?

一年に一回は交換した方がいいことはお分かりいただけたかと思います。
では、交換の目安はいつなのでしょうか?
ここでは、分かりやすく交換の目安のサインについていくつかご紹介します。
一つ目は「スジ状の拭き残しが残る」です。
これは、ワイパーのゴムが劣化してくると起こります。
二つ目は「ブレードから音がする」です。
ワイパーを動かしている時に引っかかるような音がした場合は、交換の目安のサインになります。
三つ目は「ガラスの表面に水が滲む」です。
きちんと水が切れておらず、ガラスの表面に滲み広がるような状態です。
これらのサインは目で見たり耳で聞いたりするとすぐに分かる症状です。
普段の運転中から見落とさないようにしましょう。

ワイパー交換時の費用は?

ワイパーの交換には、「ゴムのみの交換」と「ブレードごとの交換」の2種類があり、ガソリンスタンドや修理工場で交換してもらえます。
価格はゴムのみであれば、1000円〜2000円、ブレードごとになると2000円〜3000円します。
商品の販売価格に加えて、工賃がかかってくる場合もあります。
工賃は、ゴムのみの交換で300円〜1000円前後、ブレードごとの交換で200円〜800円前後になります。
修理業者によっては販売価格に工賃が含まれている場合もありますので、交換前に確認するようにしましょう。
また、冬用のワイパーや外国車のワイパーになると、販売価格や工賃も変わってくる場合もありますので、注意しましょう。
※交換費用は2017年12月現在の目安です。


ワイパーの交換は自分でできる?

ワイパーの交換は自分でもできます。
交換方法もさほど難しくはありません。
まず、「ワイパーを立てる」
次に「ブレードを取り外す」
ここからはゴムのみの交換と、ブレードごとの交換で手順が異なります。
ブレードごとの交換であればそのまま新しいブレードを取り付けるのですが、ゴムのみの交換となると、外したブレードのゴムを交換するという新たな作業が追加になります。
ただ、どちらも難しすぎることはないと思うので、身構えずに挑戦してみて下さい。
ワイパー交換は自分でも簡単にできますが、車種によって長さなどサイズに違いがありますので、注意も必要です。
事前に自分の車に合ったワイパーを選ぶようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
なかなか普段気にかけることのないワイパーも消耗品の一つです。
ワイパーの交換時期の目安は、ディーラーや修理工場、ガソリンスタンドなど業者によって考え方が違っていたりします。
プロの意見を聞いてその期間どおりに交換するのもいいのですが、目に見えるサインがあるのも事実です。
交換の目安のサインは注意して見ていれば誰でも気づく事のできるものばかりです。
それを見逃さないためにも、日頃のメンテナンスの項目の中にワイパーのチェックも加えてみてください。
視界を良好にしておくことは事故の軽減、そして安全なカーライフに繋がりますよ。