車に取り付けるテレビ最新事情

車に取り付けるテレビ最新事情

ワンセグとフルセグの違いを知っておきましょう

スマホやカーナビで使われている「ワンセグ」と「フルセグ」の意味を知っていますか?セグ=セグメントの略で、テレビに画像やデータを送る13の電波帯のことです。ワンセグは1つだけなのに対し、フルセグは12個仕様するので、おのずと受信できるデータ量は多くなります。
ワンセグのメリットとしては、電波を受信しやすく、テレビを見られる確率が高いことがあげられます。しかし、デメリットも多く、データ量が少ないために画質が荒く、音質も良好とは言えません。
その点、フルセグの場合は、ワンセグと比べてデータ量が多く、画質も良く音質も格段に向上します。デメリットとしては建物の影響を受けやすく、ワンセグに比べて受信感度が悪いというデメリットもあります。家庭で見る地上デジタル放送は、フルセグです。

車用テレビおすすめ

DreamMaker|10.1インチフルセグカーテレビTV101A 実勢価格17,800円~19,800円
受信状態によって、フルセグ/ワンセグを自動で切り替えるタイプですので、フルセグにしようかワンセグしようかと悩まないで済みます。
また、地上波デジタル放送を楽しめる10.1インチのWSVGA液晶を搭載しているので、後席からでも高画質な映像を見ることができます。さらに、社外にマグネットで取り付ける受信アンテナには、電波を増幅するブースターが内蔵されており、TV映像を安定した電波で視聴することができます。
取り付けも簡単で、シガープラグから電源を取るだけなので配線を取る必要はありません。またヘッドレストの後ろに取り付けるということもできます。


カーナビでテレビを見る

パナソニック|ストラーダ CN-RE04WD 実勢価格53,000円台
高性能でも意外と安く手に入る車用のテレビですが、カーナビの購入も考えている人はフルセグ対応のカーナビなら最適です。
この最新のストラーダなら、充実したナビゲーション機能に加えて、電波を4本のアンテナと4つの内蔵チューナーがスピーディに処理を行うため、さまざまな場所で高画質な映像をパナソニック製の高画質画面で視聴することが可能です。
また、ドライブ中にも、電波が微弱な地域では12セグとワンセグを自動的に切り替え、中継局や系列局を自動的にサーチするので、同じ番組をそのまま見続けることができます。
これだけの機能を備えてもこの価格ですので、テレビ単体よりもずっとお買い得感があります。

走行中にテレビを見てはダメ?

走行中に運転者がテレビを視聴したり、カーナビの設定を行うことは禁じられています。もし、見つかったら道交法違反で処分される可能性がありますので注意しましょう。それに加えて、危険なので絶対にやめましょう。
しかし、同乗者の方や特にお子さんが退屈しないようにテレビ等を視聴したい方も多いでしょう。そのために、走行中でもテレビやDVDを見られるようにするキットが売られています 。価格も手ごろで、数百円から2千円前後の物が多いようで、取付工賃を含めても数千円で収まるので、カーショップで相談してみてはいかがでしょうか。もちろん、運転される方が視聴するのは絶対にだめです。


後ろの席は特等席

アルパイン|10.1型WSVGAリアビジョン 実勢価格53,784円
ミニバンなど、後部座席を利用される機会の多い方にとって、前席だけテレビが見れたり、DVDが楽しめるだけでは意味がありません。
そこで活躍するのが、天井取付け型リアビジョンという後部座席用のテレビモニターです。高画質モニターで、ミニバン用の大画面から、低天井のクルマにヘッドレストの後ろにつけるモデルもあり、後部座席が特等席に早変わりします。
何かと不満の多い後部座席が静かになるのは間違いないでしょう。
また、前席では音楽を聴いて、後ろの子どもたちはリアビジョンでスマホの動画を見るなんてことも可能なので、家族全員が満足できます。

まとめ

車にテレビはもはや珍しくない時代となった2017年。特に最近は車中泊が話題となっているのでカーショップでも人気商品となっているようです。大事なのは用途や、どんなものを選ぶのか、その際の注意点やデメリットも含めて良く考えることが必要です。
新製品も続々と登場してきますので購入するタイミングや、新車であれば、ディーラーオプションやメーカーオプションでも用意されているので、カーショップやネットでの購入と比較したり、テレビ本体だけでなく取付の方法も考える必要があるでしょう。