世界トップレベルの技術を持つホンダ車のハイブリッド厳選5台
フィット
2010年にホンダ車の国内累計販売台数150万台の最短記録を達成し、ホンダの顔といえる人気者になったフィット。未来を感じさせる先進的なデザインと、コンパクトカーらしい可愛さを併せ持った車です。ボディカラーも12色あり、定番の落ち着いた色から、明るく元気なアクティブ色、はたまたルージュアメジストメタリックのような上品さを感じさせるものまで幅広く用意されています。室内の広さもコンパクトクラスでは飛びぬけたもので、大人4人で乗車してもストレスがありません。アトキンサンサイクルといわれる技術を採用している1.5リットルのi -VTECエンジンは非常にパワフルながらも低燃費で、JC08モード37.2km/Lを実現しています。
ヴェゼル
ヴェゼルは2013年に発売以来、高級感が漂うスタイリッシュなデザインとSUVとしてはコンパクトなサイズから人気が爆発。2014年から2016年までの間、日本におけるSUV販売台数1位という記録を残しました。コンパクトなサイズのSUVはヘッドクリアランスの確保などの居住空間、特に後部座席の快適さを失いがちです。しかし、ヴェゼルはミニバンや車種のクラスが上位の車と同等に仕上げ、顧客満足度を大きく高めています。また、走行性能はSPORT HYBRID i-DCDといわれるハイブリッドシステムを採用し、SUVに求められるスポーティな走りが特徴です。燃費の方はJC08モード27km/L(FF車)とSUV車としてはかなり低い数値を誇っています。
オデッセイ
5代目になるオデッセイは高級ミニバンの草分け的存在で、現在もスタイリングや走行性能も進化を続け、オデッセイファンの期待に応えています。ミニバンといえば、最大8人を乗せる居住空間を優先させるために、走行性能やスタイリングは二の次となりがちですが、オデッセイはすべてを高次元でまとめています。お父さんが一人でドライブを楽しむことができるスポーティな走行性能と、家族を目いっぱい乗せてレジャーに出かけることのできる居住空間を持つオデッセイは、マルチタスクをこなす優秀な家族の一員と言えるのではないでしょうか。さらにJC08モード26km/Lと経済性の高い燃費も兼ね備えたオデッセイは非常に優れたミニバンです。
レジェンド
ホンダの最先端の技術が取り入れられたハイブリッドカーであるレジェンドをご紹介します。SPORT HYBRID SH-AWDという最先端の駆動システムは、3モーターハイブリッドがメインで、世界初の技術といわれています。これはリアに2つのモーターを設置させることで、2つの後輪を自在に制御し、ビッグなボディサイズの操縦性を向上、かつてないオンザレールともいえるコーナーリング性能を身に着けています。ホンダのイメージであるレーシングな部分がレジェンドに引き継がれています。ホンダのフラッグシップですから、簡単に手に入る価格ではありませんが、最先端のハイブリッドカーとしてオススメいたします。
NSX
2代目のNSXは復活という形で2016年より発売されているスーパースポーツハイブリッドカーです。レジェンドと同じシステムの採用で、スペックやエンジンの置き方などの違いはありますが、同じシステムと考えていいでしょう。トランスミッションは9速デュアルクラッチと超多段化され、より細かいシフトフィールを追求しています。欧米では時速308km/hを記録、世界中の名だたるスポーツカーに肩を並べました。日産GT-Rも300km/h超えを果たしていますがガソリン使用なので、ハイブリッドのNSXの価値はより高いものでしょう。ちなみにNSXの価格は2370万円、燃費はJC08モードで12.4km/Lです。
まとめ
みなさんも耳にしたことがある言葉のホンダイズムとは、チャレンジスピリット、独創性、技術志向が根底にあるクルマ作りの精神、また創生者の本田宗一郎氏の考え方です。今回紹介した5台のハイブリッド車にはホンダイズムが根底に宿っています。ホンダの車は一度乗ると長く乗り続ける人が多いといわれるほど、独特のドライビングフィールを感じます。まだ、ホンダの車に乗ったことのない人にはぜひ試乗をオススメします。その乗り心地はクセになるかもしれません。