車のローンが通りにくい場合の対処法

車のローンが通りにくい場合の対処法

車のローンにまつわる問題

新しく車を購入したいけど、車に回す現金がないときは、今も昔も自動車ローンを利用することになります。勤続も長く、収入も十分ならなんの問題もありませんが、そもそも、そんな余裕がない経済状況ではないからローンを組むわけですから、様々な問題がついて回ることになります。
まず、ローン審査が通らないというのが最大の問題となります。
販売会社が提携する複数のクレジット会社の内、どれかの審査に通ればいいのですが、そうならない場合は万事急須。何か手はないのでしょうか。もしくは車を購入するのは諦めなくてはならないのでしょうか。

車のローンにおける審査の基準とは

車の購入を前提としたローンにも、他のローンと同じく厳しい審査基準があります。つまり、申し込んだ人のお金に関する履歴を調べます。現在、他の借り入れをしていないか、あればどのくらいなのか?
さらに過去に延滞や滞納などのトラブル、そして自己破産などを起こしていないか、何かあればローンは利用できません。理由は説明してくれませんが、何かがひっかかったということになります。
また、何の問題がなくて、経歴も真っ白であっても、勤続年数が短かったり、年齢が若いとこれも審査に落ちる原因になります。公務員などが審査に通りやすいというのは、それだけで信用があるとみなされるからです。


審査通りやすくする方法とは?

出来るだけローンを通りやすくする方法としてはコツとしては、まず事前審査の時に、支払回収を60回とか72回とか出来るだけ長くするも方法のひとつです。
たったこれだけのことですが、回数を長くして月々の返済額を少なくすれば、年間支払額も少なくなるので、収入の少ない人でも無理なく返済できると考えられるため、審査が通りやすくなるのです。
事前審査が通ったあと、本契約前に24回とか36回とかの現実的な回数にもどせばいのです。しかし、それでもローンが通らないこともあります。

ディーラーローン

ディーラーの提携ローンにあまり良いイメージを持っていない人も多いと思います。一昔前には金利が非常に高いということもあったからですが、現在では金利もけっして低いとは言えませんが、他のクレジット会社とくらべても遜色ないレベルになっています。
そして、何よりローン審査に不安を抱える人にとって都合がいいのは、車を売るために何とかローンを通すようにローン会社に圧力をかけてくれることです。ローン会社としても、数多くの契約者を獲得するためには販売店とは友好的な関係でいたいのです。したがって、ディーラーローンは最もローンを通してくれやすいといえるでしょう。


自社ローンとは

自社ローンとはその販売店独自のローンで、新車ディーラーではありませんが、中古車店でも変えることがあります。ローン会社とは関係なく、独自の審査基準があり、その基準は会社によって異なります。もちろん支払いが滞れば販売店の損失になりますからなんでも通すというわけではありません。
また、過去に滞納があったりしてブラックリストに載るような人だと、現在安定した収入があることを証明でき、保証人を用意することが必要となるケースが多いようです。
それでも通常のローンよりかなり審査が通りやすいのは確かなようです。各種中古車サイトには「自社ローン」 という項目があるので、そこで自社ローンが可能な中古車店が探せます。また、自社ローン適用な車種とそうでない車種があるので注意が必要です。

まとめ

自己資金が少ないのに新車を購入したり、不相応な高級車を購入するのは、ローンが通ったとしても賢い方法とは思えません。しかし、収入が少なくて、自己資金もない人であっても、どうしても車を必要としている人も多くいます。そんな人にとってローン会社の審査は鬼門となっているのが現状です。
ディーラーローン、銀行のオートローンなど様々なローンがありますが、私の経験からいうと、まずは、販売店で相談に乗ってもらうことが重要だと思います。