ハイエース トヨタの不滅の大容量バン
ハイエースの魅力 幅広い乗車定員
トヨタ ハイエース[230万円〜]は、3人乗りから9人乗りまでの乗車定員を用意されている乗用車枠を純正状態で最大限まで使用することができるというポイントが大きな魅力です。
資材を運び込むも良し、人を運ぶも良し、一般的な使用から業務用使用にも幅広く使用できる便利な自動車です。
ボディーカラー シンプルなカラーリングとゴージャスなカラーリングの両極端設定
メインターゲットとなるのは、大きなボディーサイズを必要とする建設業者などです。
業務使用する場合、板金補修したりという機会も多く、塗装するのも大きなコストとなってしまいます。
シンプルなソリッドカラーのホワイトや、汚れが目立たないグレーメタリックなどは需要も高く、もし補修することになっても低コストで収めることができます。
ブラックマイカ、ボルドーマイカメタリックなどは、通常の一般使用でも安っぽさを感じさせない存在感を演出できます。
全8色という選択肢があるものの、基本的にシンプルなカラーリングなので妙な色褪せなどを感じません。
海外でも人気のハイエース ジャパンクオリティの耐久性の高さ
日本国内でも人気の高い自動車であるハイエースですが、海外に目を向けるとその人気の高さを再認識させられます。
車内密閉性の高さ、エンジンの耐久性、ボディー剛性、あらゆる面でジャパンクオリティは認められています。
オーストラリアではキャンピングカー仕様にするのに最適だと言われており、ジャマイカなどではタクシーとして重宝されています。
オイルメンテナンスさえ怠らなければ、日本車というのは本当に長い時間大きなトラブルを起こさない便利なアイテムだという評価は伊達ではないということです。
ミニバンとの違い 余裕のあるボディーサイズ
ハイエースの最大のメリットとも言えるのがボディーサイズ。
しかし、ミニバンだって充分なボディーサイズがあるのに、なぜバンなの?
そんな風に感じたあなた。それはハイエースの良さをまだまだ知らないということです。
たとえば、8人定員のミニバンにフル乗車した場合、充分な荷物積載が可能でしょうか。
荷室を小さくすることで乗車定員を稼いでいるミニバンでは、人数分の旅行バッグなどは積載できたとしてもかなり窮屈な状態になります。
しかし、ハイエースはバンです。
同じ乗車定員であっても、荷室の確保がしっかりとされているのです。
大人数で動くことが多いあなた、荷物を多く用意して遊びに行く機会が多いあなたには、ハイエースは強い味方となるでしょう。
ハイエースの盗難が多い 選んでも平気?
残念なことですが、ハイエースは盗難率がとても高く、盗難被害ワースト1位を長年居座ることになってしまっています。
しかし、トヨタとしてもそんな悪評を放っておくことはしません。
盗難防止装置やイモビライザーの装備は標準化されています。
それなのになぜハイエースばかりが被害にあってしまうのでしょうか。
実は、ハイエースに使用されているパーツの多くが汎用性の高いパーツばかりなのです。
自動車1台に対し組み込まれているパーツは数万点。
その全てがハイエース専用パーツではないということは、他の自動車の修理やもちろん既存のハイエースの修理などに使えるということなのです。
ましてや、ハイエースほどの大きさがあれば、ほとんどの自動車に対応できるだけの配線の長さを持っていますので、同車種を狙うよりも手軽に済んでしまうということになります。
現実的に盗難被害にあっているハイエースの多くは、盗難防止装置を搭載される以前のモデルがメインです。
イモビライザー搭載モデルのハイエースであれば、簡単に盗難されるようなものではありません。
ということは、ハイエースだからといって倦厭する必要はないということになります。
ご心配なさらずに安心してハイエースを選んで頂きたい。
まとめ
ハイエースはバン。基本構造がバン。それなのにワゴンやコミューターとしての装備も用意されています。
強靭な骨格を持っている乗用車ということは、安全性も高いということです。
そして、忘れてはならないのが売却時の買取価格。
ハイエースは、その人気の高さゆえ高価格での買取が期待できます。
乗って良し、売って良しのハイエースは、今後も人気の衰えを知らない自動車でしょう。