新たなプラットフォームを得た新スバルXVのアドバンテージ

新たなプラットフォームを得た新スバルXVのアドバンテージ

SUBARU先進技術を身にまとい登場した新しいスバルXV

スバルは、 2017年4月1日に社名をこれまでの富士重工業からSUBARUへと変更、もともとブランド名だったSUBARUが社名に変更されました。
社名変更がなされてからの初の新型車となるのが、クロスオーバーSUVのスバルXV。XVの語源は、クロスオーバー・ビークル(X –over Vehicle)から。社名変更と同じ2017年4月に、5年ぶりのモデルチェンジを果たしました。
新たなプラットフォームとしてSGP、「スバル・グローバル・プラットフォーム」を手に入れ、先代モデルよりも大幅なハンドリング性能の向上、走行の安定性が確保されています。
ほとんどの機械式立体駐車場に収まる全高1,550mmのサイズは先代から引き継ぎ、排気量に1.6Lも追加されたことで、購入時により選択肢の幅が広がりました。

新プラットフォームは先代比1.4倍!安全性能は世界トップクラス!

新型スバルXVに採用された、スバルグローバルプラットフォームにより、衝突時の衝撃吸収率が先代モデル比の1.4倍にまで高まりました。
徹底的に高剛性化が図られた新しいプラットフォームに、SUBARUお得意の水平対向エンジンにより低重心となり、優れたハンドリング性能を実現。ハンドリングが優れていると、緊急回避時の応答性の良さにも繋がり、事故を回避できる可能性も増えることになります。
クロスオーバーSUVは轍のある悪路などの走行も想定されているため、地上高を確保する必要もあります。その結果、車高が高くなるため重心も高くなり、ふらつきの原因にもなります。しかし、水平対向エンジンを採用することで低重心となり、ふらつきを最小限にとどめ、長距離のドライビングでも疲労を軽減してくれます。
衝突時のドライバー保護性能などから、自動車の安全性を数値化するJNCAPの自動車アセスメントでは、最高の5つ星の安全性と評価されました。



熟成したAWD技術搭載で悪路走破性も高次元!

スバルXVの駆動方式は、全モデルに渡ってAWD(四輪駆動)になっています。SUBARUのAWDは、ラリーの最高峰である世界ラリー選手権などでも多くの実績を実証済みの、長らく培ってきた歴史ある技術です。四輪駆動と言えばSUBARUをまず挙げる人も多いのではないでしょうか。
新しいXVには「アクティブ・トルクスプリット・AWD」が採用されています。走行状況、路面状況に応じて、前後輪にそれぞれ独立して最適なトルクを配分する先進の技術になっています。
さらにぬかるんでタイヤが空転するのを最小限に抑えてくれる、X-MODEを搭載。エンジン出力、トランスミッションなどを制御し、より最適なトルク配分を実現。悪路の走破性が向上します。

人の目とメカで監視 最先端の安全システム「アイサイト」を標準で搭載

新型XVにはアイサイトVer.3が全グレードに搭載され、さらなる安全性の向上に貢献してくれます。
アイサイトはスウエーデンのボルボ社と共同で開発された、 プリクラッシュセーフティシステムです。衝突の危険性があるときに反応し、自動でブレーキをかけて事故を未然に防ぐ優れたシステムです。
レーダーやカメラで作動する他メーカーが多い中、SUBARUは唯一ステレオカメラのみで優れた性能を実現し、技術の高さを表しています。
万が一の時に備えたアイサイトを新型XVは標準で搭載しています。
万が一歩行者を跳ねてしまった場合に備え、ボンネットには歩行者用のエアバッグが全車に標準で装備されています。



伝統と最先端の融合XVの気になるお値段は?

スバルXVの心臓部にはSUBARU伝統の水平対向4気筒エンジン。ボクサーのパンチを繰り出す様子にも似ていることから、ボクサーエンジンとも呼ばれています。
伝統と最新の技術が混在するXV。気になるお値段は、最上級モデルでもある排気量2Lの2.0 i-S EyeSightでメーカー希望小売価格 2,678,400円(税抜き価格 24,800,00円)。
排気量1.6Lのスタンダードモデル、1.6i EyeSightでメーカー希望小売価格2,138,400円(税抜き価格 1,980,000円)となっています。
約54万円の価格差の中に4グレードが設定され、ボディーカラーは全9色。ホワイト、ブラック、レッドなどの基本的な色の他に、クールグレーカーキーというXV独特の、XVらしい色も用意されています。

まとめ

SUBARUの新しいプラットフォーム、「スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)」を手に入れた新しいスバルXV。新プラットフォームに低重心の水平対向エンジンと、革新的なAWDシステムによって、走行の安定、悪路の走破性が高い次元で実現しました。
先代のXV比1.4倍に高められた衝突時の衝撃吸収性を実現。しかし、衝突の技術以前に、大前提は車を衝突させないこと。
衝突を未然で防ぐためのアイサイトを全グレードに採用し、それでも衝突してしまった場合は高い衝撃吸収性でドライバーの身を守ります。
歩行者用のエアバッグも全グレードに標準装備。SUBARUの徹底的に人を守りたいという思いが、自動車アセスメントを始め、国内外での試験で最高峰の安全性という結果に現れているのではないでしょうか。