知る人ぞ知るロータスのエクセル!クラシックカーマニアなら押さえておきたい概要まとめ

知る人ぞ知るロータスのエクセル!クラシックカーマニアなら押さえておきたい概要まとめ

ロータスのエクセルが生産されていたのはいつ?

ロータスが販売開始されたのは1982年の10月です。それまで販売されていたロータス・エクラの後継モデルとして作られ販売されたのが背景です。ロータスはイギリスの会社ですが、エクセルは当時提携関係にあったトヨタ製のパーツが随所に使用されています。
そして、エクセルは1992年までの10年間生産販売されていました。現在はもちろん新規で生産販売されているわけではないので、クラシックカーに分類されます。最後に生産されたのも25年以上も昔のことなので、エクセルに乗っている人はクラシックカーが好きな人だと言えるのではないでしょうか。もっともあまり街で見かけることはありませんが。



エクセルの構造はどうなってる?フレームやボディについて

まずエクセルのフレームですが、バックボーン型を採用しています。バックボーン型とは前後軸間の車体中心線上に背骨が配されており、動力やサスペンションがその背骨の部分に取り付けられた構造です。バックボーン型は設計の自由が利きやすく、フレームが軽い、ねじれに強いというメリットがありますが、車内の空間の多くを背骨が取ってしまいます。
そのため、近年は競技車両やスポーツカーなどでのみ、バックボーン型を採用しています。そういう意味でもエクセルはレアな車であると言えるでしょう。ボディに関してはFRE製のボディを採用しています。

エクセルは安く購入できる!50万円で落札した人も

クラシックカーに持つイメージは人それぞれですが、プレミアが付いて高いと思われている方もいるでしょう。実際そういった車種もあります。エクセルに関しては新車だと1000万円以上しますが、それが妥当なのかどうかはエクセルがマニアックであるが故、よくわかりません。
たとえばベンツやポルシェは高級車志向の人が購入するケースが多いですが、エクセルの場合それとはまた違います。ステータスという理由で購入する車ではないと思われるため、やはりクラシックカーマニアのための車種と言えるでしょう。実際オークションで落札した人はボロボロのエクセルを購入したようですが、整備を繰り返すことで、普通に走行することが出来ていたとのことです。ある意味本当に車好きが購入する車種と言えるのではないでしょうか。



ロータスはマレーシアや中国の企業に買収されている!

ロータスはイギリスの自動車会社ですが、マレーシアのプロトンという自動車会社に買収された後、中国の吉利汽車がロータスの株式の51%を取得しています。つまり、ロータスは世界的に見て超大手企業ではないということです。どちらかというとマイナーな企業でしょう。
そして、そのロータスのなかでもエクセルは目玉商品として売り出されているわけではありません。他のスポーツカーの方が流通しています。エクセルはマイナーな会社が売り出すマイナーな車種なので、やはりかなりのマニアック度ですね。カーマニアでも知らない人が多いのではないでしょうか。50年代~70年代くらいのハリウッド映画にはよく出てくるので、カーマニアだけでなくレトロな映画好きの方が世界観を味わうためにサンダーバードに乗るのもありですね。

まとめ

ロータスのエクセルは元値1000万円以上する高級車ですが、25年以上前に生産が終了しているので現在市場に出回っているものは中古車になっています。ロータスはエクセルの販売終了後にマレーシアの企業に買収され、さらにその後中国企業に過半数の株式を取得されています。
このことからも企業自体が最大手でないことがわかりますが、さらにそのロータスのなかでもエクセルはメジャーな商品ではありません。生産開始当初は目玉商品でしたが、現在は、以上の理由から相当レア度は高いと言えますね。真のクラシックカーマニアにふさわしい一台です。