良い車を探すにはデータから!中古車の選び方

良い車を探すにはデータから!中古車の選び方

中古車の選び方はいろいろ

中古車を買おうと思った時、真っ先に店舗に足を運ぶ人もいれば、まずはネットで情報を探す人もいるでしょう。最近は役立つサイトが増えましたので、インターネットの見積もり比較サイトや、中古車販売サイトを覗いてある程度絞り込んでから、現車を見に行く方が多いと思います。
そこでこの記事では、見積サイトの中古車情報を見るときに、どういった視点で見れば良いのか、基本的な選び方をお伝えしたいと思います。

中古車を買うなら「3月」がおすすめ

中古の車選びは1年を通して3月がおすすめです。理由はいくつかありますが、最も大きな理由は、中古車販売店の決算時期だからです。中古車の販売店では売り上げを伸ばしたいために仕入れを増やします。そのため供給される車の数が多くなり、選びやすくなります。転勤などで需要も増えるため、この時期は車の入れ替わりも多く、検討段階の方にとっては選び放題の嬉しいタイミングとなります。
価格が下がるかどうかは交渉次第となりますが、多くの人にとって実りの多い時期となるはずです。

中古の未使用車を狙うのも3月

車を購入したもののわずかな走行距離で手放す方もいらっしゃいます。そういった車が中古として出品されるのも、移動が多い3月です。また展示車として使われていただけの車が店頭に並ぶこともあり、登録済み未使用車として区分されています。登録済み未使用者は、新品を買うにはお金が足りないけど、できるだけきれいな状態で買いたいという方にオススメの選び方です。



走行距離の選び方

走行距離は短ければ短いほど良いですが、それだけ値段も高くなります。
中古車の寿命は一般的には10万㎞と言われていますが、近年は車の寿命が延びていることから、それ以上の走行距離であっても問題なく走ることができる車はあります。
もちろん走っている距離が長ければ長いほど、雨風にさらされ、車体に傷が付いたり、車の機能が落ちてきます。匂いが染みついてしまって、なかなか取れない車もあります。
5万㎞くらいであれば殆ど問題はなく、価格を抑えたいならば10万kmくらいが選び方の目安となります。逆に3万㎞を割るような車では新車とほとんど値段が変わらないため、上で述べたような登録済み未使用車などを狙った方が良いでしょう。

フルモデルチェンジの時期を確認

車を買おうと考え始めたら、その車のフルモデルチェンジの時期を確認しましょう。なぜならフルモデルチェンジがあると、それまでのモデルが急激に値下がりを起こすためです。
中古車市場でも新しいモデルの方が人気があり、高値が付きやすいので、それよりも古いモデルで構わないのであれば、焦って高値で購入してしまうのはもったいないです。じっくり待つのも、中古車の大事な選び方のテクニックです。
展示車などが出てきやすいのも、フルモデルチェンジの時期なので、新品に近い車が欲しい方も、旧型が欲しい方も、外すことのできないポイントとなります。



車検の有無

車検の有無は必ず確認すべきポイントです。車検が残っていない車にはいくつかの種類があります。
1.車検整備付
納車までに車検・車検整備を実施するという状態です。自動車の取得税などは別途かかりますが、車検代は本体価格に含まれていることが多いです。
2.車検整備別
同じく、納車までに車検・車検整備を実施しますが、本体価格に車検代が含まれていません。こちらを選んだ場合は、車検代が掛かるため表示価格よりも支払いが多くなります。
3.車検整備無
車の購入時には車検整備は実施されないというパターンです。購入後に車検を自分で行わなければならず、価格が高くつく可能性があります。車検に慣れていない方にはおすすめできない選び方となります。

中古車の選び方まとめ

いかがでしたか?中古車はカタログ情報だけでも、かなり欲しい車を絞り込むことができます。
比較サイトもたくさんありますから、ある程度の目星を付けてから現場に足を運んでみることをおすすめします。
まとめると、中古車は3月、フルモデルチェンジ、車検の有無が重要なポイントとなります。選び方を身につけてお気に入りの車を手に入れてくださいね!