軽トラはただのトラックじゃない!遊べる軽トラを知ろう!

軽トラはただのトラックじゃない!遊べる軽トラを知ろう!

軽トラで遊ぶ? 型破りの軽トラ使用方法

軽トラといえば農家の必需品。
多くの方の軽トラへのイメージはこれに近いものがあるのではないでしょうか。

しかし、実は軽トラはとても便利で遊べる自動車だということをあなたは知っていますか?
なぜ軽トラで遊ぶ必要があるのか、どんな遊び方ができるのか。
少しですがご紹介してみましょう。

まず、軽トラといえばあぜ道を豪快に走り抜けてもビクともしないほど強いフレームを持った自動車です。
これは、林道を思い切り走り抜けても安心の強度です。

次に、広さのある荷台の存在は忘れてはなりません。
アウトドアでの遊びには荷物を多く運ぶこともよくあります。

そして、軽トラの軽さはとても強い武器です。
重量物に耐えられる丈夫な足回りを持ちながら、その車重は1,000kg未満です。
スポーツ走行をするにしても、強いフレームと軽量というのは重要になるのです。

強いフレームを活かした遊び方 クロスカントリーを楽しもう

同じ軽自動車で考えると、スズキ ジムニー[130万円〜]などがクロスカントリーを楽しむのに人気です。
しかし、その人気がゆえに中古車価格の高騰が収まらず、安くなった出物があった場合も大事故をしていたりオートマチック車だったりと、納得できる代物ではないことの方が多いです。
しかも、ジムニーに関しては既に廃盤車種で新車購入はできません。

そこで、頑丈なフレームと常に新車が用意されている軽トラをクロスカントリーで使用することを提案します。

OEM車種も多いので、パーツの需給に関しても問題ありません。
何より、オートマチック車よりもマニュアル車の需給が圧倒的に多いので、運転を楽しみたいあなたには重宝します。

リフトアップする際に、板バネ式のサスペンションですとモンスタートラック的な過度なリフトアップができません。
しかし、軽トラにも4輪独立懸架のものはありますし、あなたの求める形を追求することもできます。



荷台に広さがあるからどうなる? どんなことをするにしても便利な荷台

軽トラの荷台の広さのイメージなんて、あまり実感したことのない方が多いのではないでしょうか。
実は、ほとんどの軽トラが長さ1,940mm 幅1,410mmもの大きさがあります。
これは、大人2人が並んで寝転べるだけの大きさです。
意外と広いですよね。

通常軽トラといえば、荷物を載せて運ぶのがメインの使用方法になりますが、これをキャンピング仕様に作り変えることも可能です。
または、レース時のトランポとして使うなんてこともできます。
荷台が広いからこそできる大荷物の輸送や、トラック的な使用用途ではない新たな可能性を秘めているのです。

軽トラの軽さを活かしてスポーツ走行 補強を入れるのもラクラクな軽トラ

軽トラといえばキャビンしかボディのないおかしな形をしています。
荷物が落ちないようにアオリが付いていますが、それすら取り外してしまうと本当に間抜けです。

しかし、そんな間抜けな形状をしていてもエンジンレイアウトはフェラーリなどと同じMRであったり、ポルシェと同じRRのものが平然と存在する面白い自動車なのです。
この特徴を逃す手はありません。

ボディ補強やフレーム補強をしたければ、荷台はとても広く作られています。
ロールバーのように狭いスペースを無理矢理使うのではなく、フリースペースをいくらでも使うことができます。

補強ができれば、どれだけ強力なエンジンを載せていたとしても安心してアクセルを踏み込むことができます。
もちろんブレーキの強化なども忘れないでくださいね



わざわざ軽トラじゃなくても…なぜ軽トラで遊ぼうとする?

実際問題、どんな自動車であっても楽しむことはできます。
しかし、あえて軽トラで遊ぶ提案をした理由は[パーツが安い]というコスト的な理由があるのです。

例えば、スポーツカーでスポーツ走行を楽しむ場合、その改造費はパーツ代だけであっという間に数百万円という莫大なコストがかかります。
しかし、軽トラにそんな専用パーツはほぼありません。
何か他の車種の流用がメインです。
これは、いくらでも妥協することができるというメリットになるのです。

もともと660ccの非力なエンジンに、頑丈が取り柄なだけの業務用自動車です。
初めから多くは望めません。

そんな自動車であれば、それこそオモチャ感覚で遊んだとしても楽しめれば結果オーライと考えを転換することも難しくありません。

たとえその遊びで壊れてしまったとしても、いつでも新車が用意されているということは[パーツの廃盤がほとんどない]という最高の保証があるのです。
流通量も大量にありますので、もしモデルチェンジしたとしても、共用部品の多さからも修理に困ることはありません。

そして、軽トラは需要があります。
不要になった際には売却してもそれなりの金額での買取が見込めます。

こんな軽トラをただの業務用自動車で終わらせるのはもったいないとは思いませんか。

まとめ

軽トラを選んだ時点で、乗車人数の心配など不要です。
業務用自動車として乗り続けるのか、思い切ってあなた色に作っていくのかという選択ができる自動車であることを知っておいてください。

ただし、無茶な改造や寿命を縮めてしまうような事にならないようにだけは注意してください。
自動車は、どれだけ壊れてしまったとしても修理することができますが、あなたの命は取り戻すことができませんので。