国産メーカーの主力SUVは

国産メーカーの主力SUVは

大人気ヴェゼル

SUVと言えば最近はホンダのヴェゼルと言う方が多いのではないでしょうか。2013年に発売されたヴェゼルですが、FITと同じDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を採用していたため、続けざまにリコールを連発しました。しかしFITと違いヴェゼルは、外観のスタイリッシュさからか、FITほど販売への影響を受けず、SUV部門でNo.1を獲得するほどの勢いで販売されました。2016年のマイナーチェンジでは、ホンダセンシングが標準装備されるなどの改良がされましたが、その価格は192万円から購入できるほど低価格を実現しています。

C-HR

トヨタのSUVと言えばおそらくランドクルーザーやランドクルーザープラドと答える方が多いのでしょうが、忘れてはいけないのがC-HRでしょうか。最近はスタイリッシュなクロスオーバーSUVが売れている中で、ホンダのヴェゼルやマツダのCX-3などの競合車として販売されています。 実はC-HRは2016年12月の発売前から大注目されていたSUVでした。価格は251万円からと他社と比べるとやや高いものの、内装の質感など細部まで高級感を演出するなどの企業努力により人気を博しています。しかし、その一方で外観スタイルが年配の方には受け入れられ難く、販売のさらなる伸び悩みがそろそろ出てきそうな予感がします。



CX-3

国産SUVと言えばマツダのCX-3も外せません。CX-5ではないの?と思われる方も居らっしゃると思いますが、実はこのCX-3は日本の立体駐車場にも入れる事ができるSUVなのです。というのもプラットフォームにデミオと同じ物を流用する事により、車高を155cmにする事に成功しています。内装はややスポーティにまとめてあり、1クラス上の存在感を出しているSUVなのです。金額は237万円からとトヨタとホンダの中間位になっていますので、どちらの車種とも競合するのですが、最低地上高が166mmと低いため悪路での使用が多い方には不向きな車です。

ジューク

日産のSUVも外せません。日産にはエクストレイルやムラーノなどがありますが、今回ご紹介したいのはジュークです。日産のコンパクトSUV市場の第一線で戦ってきたジュークですが、斬新な外観スタイルとコストパフォーマンスの良さで他社の人気SUVに負けず劣らずの販売台数を確保しています。金額は162万円からと他社のSUVでは成し得ない金額で販売されている為、個性的な見た目のSUVが欲しいという若者からは絶大な支持を得ています。見た目も丸みがあるせいか、実際のサイズ感よりも大きく見えますので、迫力がある車に仕上がっています。



フォレスター

フォレスターは皆さんご存知の通り、スバルのSUVです。金額は208万円と低価格から用意されています。昔から4WD車を多く排出してきたスバルですから、4WD車好きの方の中には、ミツビシやトヨタの4WD技術よりもスバルの技術の方が優れていると言われる方も多いほど優れています。そんなスバルがXVとの差別化を明確にするために作成したのがフォレスターです。2012年にモデルチェンジをし、爆発的に売れたのが現行モデルのフォレスターなのです。シートのクッション性も良く長距離ドライブでも快適に乗る事ができる車です。他の人と違う安定したSUVが欲しい方にはお勧めの1台です。

まとめ

ヴェゼル
C-HR
CX-3
ジューク
フォレスター

今回ご紹介したSUVは各メーカーが発売してから5年以上経過している物が多くあります。基本的に車は5年から7年周期でフルモデルチェンジされる傾向があるため、そろそろ次期モデルに関する情報戦略が開始されるのではないでしょうか。SUVが注目を浴びる前の車種が多いため、今後、ターゲットをCH-Rやヴェゼル攻略といったところを見据えて開発されていくでしょう。そうする事でSUV市場の顧客争奪戦が激化する中で、各社のSUVがどのように進化を遂げていくのかというところにも注目です。