【ヴィンテージ感が人気のアメ車】ビュイック・リーガルエステートワゴンとは?

【ヴィンテージ感が人気のアメ車】ビュイック・リーガルエステートワゴンとは?

「ビュイック・リーガル」って知ってる?

ビュイック・リーガルって皆さん知っていますか?アメ車が好きな方はもちろん知ってる方が多いでしょうし、全く聞いたことない人もいるかもしれません。ビュイックはゼネラルモーターズが展開するブランドの一つです。ゼネラルモーターズのブランドと言えば、キャデラック、シボレー、GMC等がピンとくる人が多いかもしれません。ビュイックは上級車のキャデラック、大衆車のシボレーの間で中級車を扱う位置付けで展開されています。日本市場ではかつてヤナセが取り扱っていましたが現在は北米や中国などで販売しているのみです。そのヤナセがかつて扱っていた車種が「ビュイック・リーガルエステートワゴン」です。三代目モデル(1988年~1996年モデル)は80年代のヴィンテージ感を感じさせるアメ車として、今でも人気がある車です。



ビュイック・リーガルエステートワゴンの魅力は

前述のとおり、かつてヤナセが取り扱っていたビュイック・リーガルエステートワゴン。今も根強いアメ車ファンがおり、中古車は今も人気があります。この車の魅力はどこにあるのでしょうか。一番印象的なのはサイドの木目パネルでしょう。サイドからリアにかけて木目柄で、クラシカルなグリル等が渋さを醸し出しています。インパネにも木目柄のパネルが使われており、内装にも渋さを感じます。リアガラスハッチのみの開閉が可能で、買い物際などちょっと荷物を入れたいときに便利です。これは現行の国産車でも採用されています。リーガルエステートワゴンの魅力といえば、広々なラゲッジルームはもちろん、最近にはないラゲッジルームの下から引き出す二人掛けのエマージェンシーシートです。今見ても新鮮なスタイルを感じさせます。

木目柄のパネルに影響受けた日本車

ビュイック・リーガルエステートワゴンに使われた木目柄のパネルは日本車にも刺激を与え、多くのバンのモデルで採用されました。
「日産」グロリアバン、セドリックバン、サニーカリフォルニア、スカイラインワゴン
「トヨタ」コロナ1600DXライトバン
「ホンダ」シビックカントリー
「三菱」ギャランΣエステート
こんなにも多くの日本車メーカーが影響を受けたカッコよさでした。また、このスタイルを好んで本来は木目柄はない車種に木目柄のシートなどをカスタムするファンも多いです。今見ても本当にかっこいいこのエクステリアに一目惚れしそうです。



中古車でアメ車を購入する際の注意点などは

ヴィンテージのアメ車等はもちろん中古車という選択肢になります。中古車購入の際に注意したい点は「機械系」、「電気系」も違いあります。見てわかるシートや天井、外装のコンディションとは異なり、素人が見てもこの違いにはなかなか気付きません。アメ車は修理費が高くなることが多いですし、基本的には修理と付き合いながら乗ることが多いです。ですからなるべくコンディションが良い車両を購入したいです。その意味でリーガルエステートワゴンについてはディーラー車も多く、狙い目です。テールランプ等の保安基準の心配もいらないです。点検記録のあるディーラー車もありますので見た目だけでなく、そのような視点からも中古車を選んでください。

まとめ

80年代、90年代のアメ車人気の一台であるビュイック・リーガルエステートワゴン。アメ車に興味がなく知らなかった方も、サイドの木目柄のパネル等かっこいいと感じた方も多いと思います。このスタイルに憧れ車が欲しいとなれば、コンディションをよく判断しアメ車の中古車購入で趣味性を高めても良いでしょうし、木目柄パネルを使った国産車ワゴン、バンという選択肢もあります。この車で街乗りすれば皆の視線を引くような自慢の愛車になるでしょう。皆さんの車購入の新たな選択肢に「ヴィンテージカー」はいかがでしょうか。