魅力がいっぱいのコンパクトミニバン!トヨタの新型シエンタ

魅力がいっぱいのコンパクトミニバン!トヨタの新型シエンタ

シエンタはフリードの競合車

トヨタ新型シエンタは、実はホンダフリードの対向車としてフルモデルチェンジをした車です。というのも、シエンタやフリードが属しているコンパクトミニバンというジャンルでは、初期フリード発売から2015年までの7年間ほどフリードの一人勝ちの状態が続いていたのです。その状況を打開すべく作られたのが新型シエンタです。今回のシエンタが以前のシエンタに勝っている物、それは使い勝手と言えるでしょう。3列ミニバンのネックである3列目の使い方を工夫した点が大きく、フリードは跳ね上げ式に対してシエンタは2列のシート下収納という形を取っているのです。これによりフリードとの使い勝手競争を五分五分にしています。

価格が安い

シエンタの魅力の1つとして、低価格という事があげられます。コンパクトミニバンと言えど、通常180万円以上はするものですが、シエンタは破格と言っても良いほどの価格なのです。確かに装備などの差もありますが、シエンタのベーシックモデルであれば、168万円から購入ができますので、手が出しやすい金額になっています。その為、子育てにお金が掛かってしまうけれど、新しい車が必要になってしまう子育てファミリー層には、他の車に比べて購入がしやすい車だという事が、シエンタが売れている理由の1つだといえるのです。また金額が安ければクレジットを組んだ際にも手数料が節約できるのもうれしいですよね。



燃費が良い

シエンタがモデルチェンジで手に入れたのは、低価格だけではありません。モデルチェンジ前には17km/Lの燃費だったのですが、モデルチェンジ後にはハイブリッド車が販売されており、ハイブリッド車は27.2km/Lとミニバンではかなりの低燃費を実現させているのです。更にガソリン車は20.6km/Lとリッター20kmを超えてきているだけではなく、ガソリン車でありながらハイブリッド車に迫るほどの燃費を実現させている為、ハイブリッド車だけではなくガソリン車でも売り上げを伸ばしている事から、やはり新型シエンタの燃費はハイブリッド車、ガソリン車共に魅力だと言えるでしょう。

3列目の乗り心地

コンパクトミニバンのネックとなる部分というと、小さいボディーに3列シートを装備している為に、3列目の足元周りが狭くなってしまうという事ではないでしょうか。実はミニバンの3列目と言うのは乗り心地が基本的に良くはなく、車酔いがしやすい人であれば直ぐに車酔いをしてしまうほどです。これはタイヤの上にシートがあるため振動が伝わりやすいという事が理由なのです。更に3列目は必然的にシート計上が貧弱になりやすく、ひざ周りの余裕も無くなってしまうので、窮屈に感じてしまい車酔いが余計にしやすくなるのです。しかし、今回のシエンタの3列目は足元の窮屈さを感じにくく、シートもクッション性の良い物を使用しており、快適に乗る事ができるのです。



デザイン性の良い内装

旧式のシエンタは、内装にあまりカラーが使用されておらず、どちらかと言えばシンプルに作られていました。その為視覚的なインパクトが無く、どこか安っぽいイメージを持たれがちでした。しかし今回のシエンタは、内装のパネルにカラーパネルが使用されている為、高級感が出ているだけでは無く、デザイン性が良い為、視覚的にも楽しむ事ができるのです。更に、このカラーアクセントのおかげで、カッコ良くも可愛くも取れる内装になっている為、可愛い内装にこだわる女性にも、内装のカッコよさや個性の表現にこだわる男性にも人気のある車に仕上がっているのです。

まとめ

フリードの競合車
価格が安い
燃費が良い
3列目の乗り心地
デザイン性の良い内装
この様に、シエンタはフリードの独壇場になっていたコンパクトミニバンというジャンルで内装や燃費、乗り心地の改良をし、老若男女問わず幅広い人達を魅了しました。燃費競争や安全面の競争が激しく激化していく世の中ですので、今後もシエンタは燃費の面でも、安全面でもますます進化をして行くのでしょう。今後フリードとどのように渡り合っていくのか目が離せなくなりそうですね。