中古トラックはコスパ抜群!サイズ毎の人気車種も確認しておこう

中古トラックはコスパ抜群!サイズ毎の人気車種も確認しておこう

トラックの耐久力と寿命

中古の自動車は価格が安い分、廃車までの期間も短くて耐久性に不安が残ります。しかし、トラックは業務・長距離走行を前提としているため、中古であっても長い期間利用しやすい車です。
トラックは普通乗用車より大きなエンジンを積んでいるため、長距離走行でもエンジンの負担が少なくなっています。メンテナンスしやすく、長持ちさせやすい仕様となっています。トラックはの寿命は10年~15年と言われていますが、年数よりも走行距離に大きく影響します。しっかりメンテナンスを行うとサイズによっては50万~100万km以上乗り続けることも可能です。



国内外で人気を獲得 小型トラック「キャンター」

三菱ふそう|キャンター 418万円~(新車)
1963年から販売されており、2017年に新型モデルが発売されました。三菱ふそうの特徴としては、車両価格が安い代わりにメンテナンス価格が高めです。初期費用が少ない代わりにランニングコストが高くなりがちというわけです。さらに、乗り心地の快適さや振動や騒音が少ないことから長距離運転に適しており、中古車としての人気も高いです。もちろん、日本国外でも人気があり、インドネシアでは1971年の発売以来シェア率55%と、46年にわたってトップシェアを獲得しています。2017年3月にはインドネシアでの累計販売台数が100万台を突破しました。

低燃費の人気車種 中型トラック「レンジャー」

日野自動車|レンジャー 607万円~(新車)
1964年から販売されており、2017年に国内仕様をフルモデルチェンジした新型が発売されました。日野自動車の特徴としては、メンテナンス費用が安く、日本国内に拠点が数多く存在します。2013~2016年にかけて日野自動車はトラック市場シェア1位を獲得しており、普通トラックにおいては国内シェアで40年以上連続トップをとり続けています。シェア率に裏付けされた信頼性によって、中古車市場でも人気は高いです。レンジャーでは、独自技術である日野エコランシステムが採用されており、アクセルワークサポートによって運転初心者でも効率的な走行が可能となっています。



 大型トラック 「クオン」

UDトラックス|クオン 1,975万円~(新車)
2004年から販売されており、2017年にフルモデルチェンジされました。特徴としては、エンジンパワーが強く、購入価格が安めに設定されています。世界で初めて尿素SCRシステムを導入することで低燃費を実現しています。また、運転席SRSニーエアバッグを大型トラックで初採用しています。ただし、尿素SCRシステムを搭載する代わりに積載量が減ってしまう点や故障しやすいということもあって宅配業にはあまり利用されていません。燃費性能も年代が新しいほど向上しているため、中古の場合は新型モデルとの性能の差を購入前に確認しておきましょう。

まとめ

・トラックは耐久力があり中古でも長期間利用しやすい。メンテナンスによって寿命を大きく延ばすことが可能
・「キャンター」小型トラック。価格が安い。メンテナンスが高い。長距離向き。国外でも人気。
・「レンジャー」中型トラック。メンテナンスが安い。普通トラックの国内シェアトップ。
・「クオン」大型トラック。価格が安い。低燃費。エンジンパワーが強い。

トラックは中古でもメンテナンス次第では10年以上使用することも可能です。人気の車種は中古市場に出回りやすく、価格も安くなる傾向にあります。サイズ毎の人気車種をチェックしてお買い得な車体を探していきましょう。