ワンボックスのメリット・デメリットとは?サイズ別のおすすめ車種とあわせてご紹介!

ワンボックスのメリット・デメリットとは?サイズ別のおすすめ車種とあわせてご紹介!

車内が広く、利便性に優れる「ワンボックス」

ワンボックスとは、ボンネットが極端に短い車や存在しない車の総称です。箱車と呼ばれることもあり、収容力が高くて車内スペースを広く活用することができます。7~8人で乗車できる車も多く、大人数で出かける場合やアウトドア用品などを積み込んで移動する場合によく活用されます。車内の広さは快適な運転に繋がりますが、全長の割に車体が大きいため燃費が悪くなりがちというデメリットもあります。
また、似たような名称に「ミニバン」があり、エンジンルームの位置は異なりますが、「ワンボックス」と使い勝手に違いはほとんどありません。ここでは、サイズ別にワンボックスのおすすめ車種をご紹介します。



初心者向け コンパクトサイズ 「フリード」

ホンダ|フリード 174万円~(新車)
2008年5月に初代が発売され、2016年9月からは2代目となる新型フリードが販売されています。小さいワンボックスという位置づけで、小さい車を好む女性や運転技術に不安がある人向けに開発されました。フロンドウインドウのデザインによって前方の視界を取りやすい設計になっており、初心者でも扱いやすい自動車です。また、緊急自動ブレーキや歩行者検知が自動で行われる他、レーダーとカメラによる車間距離の自動制御および追従走行システムが採用されているため、安全性が高いことも特徴となっています。

ダントツ人気 ミドルサイズ 「ヴォクシー」

トヨタ|ヴォクシー 227万円~(新車)
2001年10月に初代の販売が開始し、2017年7月3日に3代目のマイナーチェンジモデルが発売されました。ワンボックス市場では圧倒的な人気を誇り、2015~2016年度の売上台数は2位に3万台以上の差を付けてトップとなりました。2017年11月のガソリン車ワンボックス販売台数も5,630台で、2位に1,500台以上の差を付けています。ユーザーの要望によりハイブリッド・モデルが実現したことやクールなデザインが人気で、3列シート設計にもかかわらず乗り心地が重視され、運転しやすいミドルサイズとなっています。



高級ミニバン 大型サイズ 「ヴェルファイア」

トヨタ|ヴェルファイア 319万円~(新車)
2008年5月に初代が発売され、2015年1月に新型ヴェルファイアとして2代目の発売が開始しました。「高級ミニバン」とも呼ばれ、価格やデザインの高級感、内装などはワンボックスの中で間違いなくトップクラスに位置します。後部座席のサイドカーテンエアバッグが標準装備されており、エンジンパワーが強力で、価格が高い分だけ安全性や運転時の快適さに優れています。ただし、大型サイズということもあって小回りがききづらく、燃費効率も他のワンボックスと比較するとあまりよくありません。

まとめ

・ワンボックスは大人数での移動やアウトドアに最適。車内も広くて運転が快適。燃費は悪くなりがち。
・「フリード」コンパクトサイズ。初心者向け。視野・安全性に優れている。
・「ヴォクシー」ミドルサイズ。販売台数トップ。
・「ヴェルファイア」大型サイズ。内装の高級感・安全性に優れている。高額で燃費は悪い。

ここで紹介したワンボックスは、そのサイズを代表するおすすめの人気車種です。車内が広くて使い勝手が良いので、特にファミリー層には人気です。広い車内スペースが必要で機能性を重視するならば、真っ先にワンボックスを検討してみましょう。