トヨタのセダン厳選5車種!各車種の特徴、そして魅力は??

トヨタのセダン厳選5車種!各車種の特徴、そして魅力は??

トヨタ カローラアクシオ

カローラは50年以上の歴史を持つ車ですが、時代の流れとともに快適性を求め、ボディサイズを大きくしてきました。しかし、カローラの顧客の多くは3ナンバーのレベルになると購入しないことがわかり、今回のモデルにはボディのダウンサイジングを選んでいます。ハイブリッドエンジンもありますが、1.3リットルと1.5リットルのガソリンエンジンの燃費が秀悦で最高23.4km/Lを記録しています。車両価格が約150万円~とハイクラスの軽自動車と競合できるカローラアクシオは、トヨタのプライドが結集されたものです。高齢化が進む日本では、慣れや扱いやすさを求める顧客層もいますので、ファンと近い親しみのあるカローラアクシオが長寿ブランドとなるでしょう。

トヨタ プリウス

言わずと知れたハイブリッドの先駆者のトヨタ・プリウス。その低燃費エンジンについては皆さんご存じの通りですね。ハイブリッドだから売れたという時代は終わりを告げ、新たなステージにプリウスも登っています。空力理論に基づいたデザインは、エッジの利いたデザインで他に類を見ないものですが、発売当初は正面からの表情と後ろからみるスタイルがセダンにしては行き過ぎた機能美と消費者に捉えられました。しかし高いレベルでの販売台数を記録しているところから、世間から受け入れられているのは間違いありません。この人気を支えているのは、進化がはっきりとわかる静粛性と走行性能です。ドアも開閉時に大きな厚みを感じる重さになっています。クラウンに近づいたプリウスの進化をぜひ確かめてください。



トヨタ プレミオ

トヨタの中で車格がカローラアクシオの一段階上のプレミオは、ラグジュアリーの部分にチカラを入れたセダンです。姉妹車のアリオンはスポーティでカッコイイ感じですが、プレミオはシニア層を意識したボディデザインで、落ち着きのあるクラシックさがセールスポイントです。全幅は1695mmと5ナンバーに収まるサイズですが、ホイールベースは長いので広い室内を確保しているところが大きな特徴です。室内のラグジュアリー感の高さは高級車に引けを取らないもので、ドライバーやゲストの興奮を誘います。後部座席の使用が比較的多い顧客の評価が高いのも頷けます。また海外でも人気が高く、東南アジアからアフリカまでの広範囲に渡り輸出されている世界基準の車で、かなりコストパフォーマンスに優れた良い車です。

トヨタ マークX

トヨタマークX(エックス)は4ドアのセダンながらスポーツ性能の高さに比重を置く、珍しい車です。エクステリアはワイド&ローが際立つ迫力あるデザインで、かつてのベンツが強面と言われた時代がありましたが、このマークXにも強面の代名詞が当てはまります。インテリアに目を移してみますと、ガチガチの走り屋仕様ではなくラグジュアリー感も十分保っているので、スーツを着ているビジネスマンにも似合いますね。FR車(後輪駆動)のマークXはハンドリングの俊敏さが特徴で、峠のように曲線が続く道路では驚くようなコーナーリング性能を発揮します。このように様々なシチュエーションに応えるポテンシャルが光るマークXは、乗ってみたいセダンのひとつですね。



トヨタ クラウンロイヤル

クラウンはロイヤル、アスリート、マジェスタと3つの個性に分かれた車種ですが、全体的には上質な乗り心地と高い静粛性を求めた高級車といえるでしょう。特にクラウンロイヤルはセダンらしいクラウンの伝統を引き継いだモデルと言えます。常に時代の最先端技術と安全性を兼ね備えたクラウンはドライバーの憧れの車で、近くを走ると目を奪われる存在ですね。クラウンは社長が仕事で乗るクルマのイメージから脱却に成功していますが、クラウンロイヤルは50才以上の男性に受け入れられています。70才以上のユーザーも少なくなく、クルマにうるさいオヤジも認める高級セダンに仕上がっています。「試乗してもらえれば納得頂けることが多い」とトヨタのディーラーが自信を持ってオススメするクラウンロイヤルはは381万円からの車両価格です。

まとめ

トヨタにラインアップされているセダンの中から、クラスごとに5台紹介しました。世界でもトップクラスの売り上げを誇るトヨタのラインナップの多さに感服しますね。一般的に車を複数所有することは簡単ではなく、多くの役割がこなせるセダンがファーストカーに選ばれることは多いです。かつては「特徴がない」と揶揄されたこともあるトヨタのセダンですが、現在はかなりセグメントを絞っていることが伝わってきています。みなさんの年齢や生活スタイルによってセダンの車種が選べるメーカーは、トヨタが一番といっても過言ではないでしょう。車の購入を検討の際は、リストにトヨタのセダンも取り入れてみてはいかがでしょうか。