SUVといえばBMWのXシリーズ !厳選5車種を紹介します!
- 2017.12.26
- 車種情報
BMW X1(エックスワン)
X1は2009年から発売開始されているSUVで、BMWの中では最も小さいモデルです。ですがシルエットは力強くとてもコンパクトカーに思えない迫力を感じさせます。他のメーカーのコンパクトSUVとは一線を画しているといえます。一見さほど高くないと思える車高も、乗ってみるとその視界の良さと乗り降りのスムーズさにハッとさせられます。BMW X1のコンセプトが街乗り+アウトドアなので、ユーザーが気になるところは押さえられています。また都会の駐車事情は立体駐車場が多くを占めていますが、その立体駐車場に入り切れる車高をX1は選んでいます。普段は街中をアクティブに過ごし、休日はアウトドアで冒険と、仕事や遊びを満喫したい方には、X1はまさにうってつけでしょう。
BMW X3(クロススリー)
X3は日本に2003年に登場、BMWのSUVではかなり有名なモデルでしょう。車高もSUVらしさのある高さを持ち、駆動方式は4WDのみとしており悪路の走破性を重視している本格派です。しかし日本では、その4WDながらスタイリッシュなエクステリアと運転のしやすさが受け、都会のマダムの間でX3が流行ったことが鮮明な記憶として残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。最新のX3モデルはX1が出たことにより、オフロード性能を強化し、力強く走るマシンへと進化しています。昨今の日本の天候は変化が激しく、美しい街並みの道路も一瞬で水路のようになってしまいます。もしもの時に活かせる走破性を持つX3は魅力いっぱいのSUVですね。
BMW X4(エックスフォー)
X4も横からのフォルムはSUVらしくない良く走るスポーツカーに見えます。X3がベースですが、そのX3より50mmも車高を下げています。車高を下げるとサスペンションの負担が減りコーナリング性能が増し、グランドツーリングの観点からも車体の安定感が増します。X4はSUVですが、それなりの距離を走るライフスタイルに寄せています。そこで2種類用意されているエンジンを比較してみましょう。2リットル直4ターボは245PSあり、1900kg近いボディも軽々と動かす。3リットル直6ターボは、更に太いトルクで強烈な加速を見せます。2リットル(車両価格=約730万)と3リットル(車両価格=860万円)には価格は130万円ほどの価格差がありますが、ワインディング走行は2リットル、グランドツーリングには3リットルが向いていますね。
BMW X5(クロスファイブ)
世界中のSUVブームの先駆けがX5です。2000年に発売が開始されたX5はさらに進化を遂げています。世界中で環境を守る取り組みにBMWは対応しながらもX5のコストパフォーマンスを上げています。その最たる例がX5に採用されているディーゼルエンジンでしょう。ディーゼルエンジンに標準に装備されているBMWブルーパフォーマンステクノロジーで排ガスを抑えています。燃費に目を向けると初代のX5と比較して燃料消費量が大きく下がっています。更に8速AT、アクティブステアリング、ダイナミックダンピングコントロールなどの最新のテクノロジーが採用されており、ドライビングに関しては、これ以上ない最善の方法を取っていると言っていいでしょう。2000万円を超えるクルマも多く存在する中で、約900万円のX5は決して高いクルマではなく、コスパに優れたSUVと評価できますね。
BMW X6(エックスシックス)
X6はSUVとクーペの融合がコンセプトで、2008年の誕生しました。世界中がリ-マンショックを引きずっている中での発売は心配されたものの、世界中で26万台以上のX6が売れることになりました。スペシャリティカーに後部座席の居住性、荷物のスペース、低燃費などは必要ないことを世間に知らしめ、改めてスペシャルティカーの魅力や必要性を感じさせました。X5との違いは実は明確にあり、爆発的な加速を生むターボチャージャーや、ダイナミックパフォーマンスコントロールはX6が最初に装備されています。クーペにしかできないボディデザインや走行性能を遺憾なく発揮しているX6は間違いなく欲しい一台ですね。
まとめ
SUVの先駆けと言えるBMWのSUVを特集しました。BMWのXシリーズはX1、X3、X4、X5、X6と5車種販売されていますが、X2、X7の発売もほぼ決定している状況です。SUVは世界的なトレンドが続いており、各自動車メーカーも力を入れている要注目のジャンルですね。実際にこれほどセグメントを分ける必要があるのか疑問でしたが、各モデルの試乗や評論を確認してみますと見事、顧客ニーズに応えています。BMWのSUVへの熱意はかなり高く、これからもBMWのXシリーズからは目が離せませんね。