海も山も楽しめるおいしい新潟のドライブスポット5選

海も山も楽しめるおいしい新潟のドライブスポット5選

自然が作り出す四季折々のパノラマ!魚沼スカイライン

魚沼スカイラインは、国道253号の八箇峠から十日町市十二峠までを繋ぐ、四季の変化を楽しめる延長18.8kmのドライブコース。冬季は閉鎖となり、5月中旬から11月中旬まで通行可能です。
魚沼スカイラインは魚沼丘陵の尾根沿いを通り、紅葉のスポットとしても有名です。眼下に南魚沼を見ながら、途中に設けられた展望台からは越後三山などの美しい山々が見え、パノラマ眺望が楽しめます。5月には残雪残る山々、秋になるとお米の名産地として有名な魚沼の黄金色に輝く稲穂が見渡せ、季節折々の景色が飛び込んできます。
車を止めて自然の中を散策できる幾つかのポイントもあるので、運転の休憩がてらのんびり自然の中を歩くのもいいですね。

ジョン・レノンが絶賛したソフトクリーム?朝日みどりの里

新潟県の北部に位置する村上市にある道の駅、朝日みどりの里。広大な敷地にはふるさとを味わえる食堂の他に、地物を取り扱う特産品の販売、日本玩具歴史館、古民家を移築したまたぎの家や温泉など様々な施設があります。
朝日みどりの里の限定ブランド米「ままつぶ」や、ビートルズのジョン・レノンが食べて「こんなにおいしいバニラは食べたことがない」と大絶賛したといわれているソフトクリームなど、ユニークな商品の販売もあります。ここでしか手に入らない特産品の取り扱いもあり、見ているだけでも楽しくなりそうです。
ドライブの途中で立ち寄り、温泉でリフレッシュするのもいいですね。目もお腹も体も癒してくれる、そんなスポットになっています。



贅沢に海も山も楽しもう!絶好のドライブコース弥彦山

弥彦山スカイラインは、西蒲原郡弥彦村と長岡市との境界にあるドライブコース。延長約14kmで弥彦山を南北に走りながら絶景を楽しめます。
弥彦山は標高634mとスカイツリーと同じ標高。山頂公園にはパノラマタワーやレストランがあり、日本海や遠く佐渡島が一望できます。山頂に駐車場があるので、車で弥彦山スカイラインからそのまま乗り継げるほか、麓の弥彦神社より登山ルートも整備されていて、地元の小中学校遠足の登山コースとしても利用されています。
弥彦山の麓、日本海沿いを走る越後七浦シーサイドラインは日本百名道にも選ばれました。日本海と岩が織りなす美しい景色が見れるコースは、弥彦山スカイラインと合わせて海も山も楽しめる絶好のドライブルートになっています。

長いトンネルを抜けた先に待つ絶景!奥只見湖

新緑も紅葉も楽しめるスポット、奥只見湖。ダムによって形成される人造湖で、紅葉の絶景ポイントとしても人気が高い場所です。日本紅葉百選にも選ばれていて、紅葉の見ごろは例年10月中旬から11月上旬ごろ。
5月下旬から11上旬までの期間は奥只見湖をぐるっと一周する遊覧船の運行もあり、陸から見るのとはまた違った景観を楽しむことができます。奥只見湖へ繋がる奥只見シルバーラインは、そのほとんどが数多くのトンネルで構成されている日本でも珍しい道。奥只見ダム建設のために、資材運搬道路として整備された全長約22kmの道路で、日本百名道にも選ばれています。トンネル好きには外せないスポットではないでしょうか。



これぞ究極のドライブ!車で佐渡島を走ろう

佐渡島へはフェリーを利用すれば自家用車で渡ることもできます。 2018年1月現在就航しているのが、新潟市から両津(佐渡)間と、寺泊から赤泊(佐渡)間、直江津から小木(佐渡)間です。
新潟市からだと約2時間半の船旅で佐渡島に到着します。4m以上5m未満の車両で片道16,100円、往復30,800円となっています。これに乗船料が必要ですが(特等で往復13,020円)、より短時間で佐渡島に到着するジェットフォイルもあり、その分料金はやや高めになります。時間をお金で買うといった感覚でしょうか。
フェリーを利用すれば、本州から離れ海を渡った場所で、乗り慣れた自家用車ドライブができ、この上ない贅沢が体験できてしまいますね。佐渡島にはレンタカーもあるので、単身フェリーで渡り佐渡島でレンタカーを借りてドライブというのもいいですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は新潟県のドライブで訪れておきたいコースを紹介してみました。山と海が近い新潟は良質なドライブコースも多く、夏は新緑、秋は紅葉や稲穂を、冬はスキーに温泉と年間を通じて楽しみながらドライブできます。
有名なお米の産地を眺めながら走る「魚沼スカイライン」、ジョン・レノンが訪れソフトクリームを食べて絶賛したという「朝日みどりの里」。こちらでは温泉も楽しめます。
山も海も素晴らしい景色が楽しめる「弥彦山スカイライン」と「越後七浦シーサイドライン」、遊覧船での周遊がオススメの「奥只見湖」、そしてフェリーで愛車と共に渡れる「佐渡島」のご紹介でした。佐渡島ではレンタカーもあるので、現地手配でも楽しめます。
ぜひ週末は海も山も楽しめ、良質な地物にも出会える新潟県へドライブにお出かけください。きっと心身ともにリフレッシュできますよ。