大型免許を取ろう!! 全ての自動車を運転できる大型免許

大型免許を取ろう!! 全ての自動車を運転できる大型免許

大型免許を取るなら1種ではなく2種が良い?

大型免許を取得する際、1種と2種の選択ができることはご存知でしょうか。
日常的な使用目的として大型車を運転することができる1種免許と、業務使用目的として大型車を運転することができる2種免許です。

運転する上ではどちらの免許でも問題ありません。
しかし、「バス停でしっかりと停車位置を間違えずに自動車を止められるかどうか」という受講項目が多いだけで2種免許が取れるというのに、それを逃す手はありません。

大型免許を2種で取得するメリット 大型2種は普通2種をも兼ねる

大型免許取得には21歳以上の年齢制限と3年以上の運転経験が必要となります。これは1種でも2種でも同条件となります。
そして、最重要な情報として『大型2種免許は普通2種免許の用も兼ねる』ということです。
つまり、大型2種免許を取得すれば選べる職種が広がるということになります。
例えば、タクシーの運転手をするには『普通2種免許』が必要です。
しかし、大型2種免許を取得すれば大型バスの運転手はもちろん、タクシーの運転手にさえなることができるのです。
普通2種免許を取り直さなければならない手間がなくなるのは、コスト的にも魅力的なことです。



大型2種免許を取得するための費用は?

大型2種免許を取得するには2パターンの方法があります。

運転免許センターにて技術試験・学科試験を受験し取得する一発試験。
教習所に通い規定数の学科を受講し、運転技術を身につけ運転免許センターにて学科試験を受験する方法。

この2パターンは、普通免許を取得する場合でも同じです。

一発試験を受験する場合、受験料が4,550円 試験車両の使用料が3,100円 運転免許証交付料が2,050円。
総額9,700円一発試験に必要な費用になります。
まさに1発で取得できれば格安料金ですが、通例として何度かの再試験を受ける方が多いです。

教習所からの受験の場合、技術試験が免除となり学科試験のみの受験になります。
教習所ごとに多少の価格差があります。
また、現在所有している免許証の種類によっても価格差が生まれますが、およそ30万円前後の教習料金と受験料に運転免許証交付料が必要になります。

一発試験を30回以上再受験しなければ、一発試験で受験する方がコストがかかりません。

大型2種免許が必要な職種のニーズ

大型路線バスの運転手の需要はとても高いです。
バス会社が費用を工面してでも新規運転手の獲得に力を入れています。
あなたの望む職業が路線バスの運転手であれば、会社の制度を利用するのもコストダウンにつながります。

また、観光バス会社でも同様な待遇を設けているところがあります。
年齢的にも体力的にも自信があり、運転と旅行が好きなあなたにはとても魅力的な職種ではないでしょうか。



大型バス運転手の注意点

路線バスの運転手は、人通りの多い道路を走行します。
乗用車であれば気付くことができる小さな子供たちの動きに注意が必要です。
また、立った状態で乗車する乗客もいるので、早めのソフトなブレーキ操作が必須となります。

観光バスの運転手の場合、乗客は座席に座っているので早めのブレーキ操作よりも車両の揺れに気を付けなければなりません。
乗車位置も高い位置になるため、曲がる際に大きく揺れてしまいます。
しっかりと減速することを心掛けましょう。

まとめ

大型免許は既に運転技術がある状態でしか取得することができません。
そのため、初めて運転免許を取得した時よりもスムーズに運転することができるでしょう。

しかし、過信は禁物です。
自動車のサイズが変わるだけで、気を付けるべきポイントがとても多くなります。
これまで気を付けて運転してきた以上に周囲への注意を払うように心掛けるようにしましょう。