ドライブレコーダーの比較ポイントはどこ?選び方を徹底解説!

ドライブレコーダーの比較ポイントはどこ?選び方を徹底解説!

現在のドライブレコーダーに標準装備されている機能

2018年1月現在、ほとんどのドライブレコーダーに標準装備されている機能は以下の6つのポイントです。
・フルHDの「1920×1080」の解析度
・水平視野角100°以上
・逆光補正
・衝撃による録画のロック
・地デジによる干渉対策
・長時間駐車監視機能
最近の1万円程度のドライブレコーダーでもこれらの機能を搭載しており、必須機能です。比較する時のポイントは、これらの機能以外でどんな差別化がなされているかを見て選んでいかなければなりません。ドライブレコーダーを比較するポイントについてご紹介します。

視野角の広さと認識精度

水平視野角の広さは、横から追突された場合に映るかどうかに関わります。視野角が狭いと映らない場合があり、これではドライブレコーダーを付ける意味がありません。視野角100°以上は普通ですが、できるだけ広い方がおすすめです。2018年1月現在では120°以上の視野角ですと良い方、ハイスペックになると135°、140°というものもあります。
もう一つのポイントは認識精度です。当て逃げ対策として相手のナンバーが記録されて、きちんと読めた方がいいですね。しかし視野角が広くなると、どうしてもナンバーは小さくなって認識精度が悪くなります。解析度がフルHDより良いものですと認識精度も良くなります。



大きさや形、液晶モニターのあるなし

ドライブレコーダーの大きさも比較のポイントになります。なるべく小さくて、できればミラーの後ろに隠せるぐらいで目立たないものがおすすめです。機能ばかり見ていて実際に取り付けようとすると意外と大きかったという感想もありますので、コンパクトさは比較ポイントになります。
また液晶モニターのあるなしもポイントです。液晶モニターがある機種は、取り付け時に調整がしやすいというメリットがあります。記録される映像もリアルタイムに確認できます。しかしモニターがあることでコンパクトさが失われて車内がごちゃごちゃするというデメリットもあります。

駐車監視機能は使いやすい?

当て逃げ対策のため、駐車場の長時間監視機能は、ほとんどのドライブレコーダーについています。ただし、長時間録画すると容量をとり、すぐ容量がいっぱいになってしまい、上書きされてしまって必要な映像がなくなるという欠点があります。このための対策がなされているかどうか、自分のライフスタイルと合わせてドライブレコーダーを選ぶことが重要です。いたずらや当て逃げの危険がない駐車場が自宅にある場合は、自宅での駐車の場合は切っておき、出先のみで駐車監視機能を使う方がいいかもしれません。
また駐車時に録画する場合はドライブレコーダーの電源をどうするかという問題があります。車から電源をとると車のバッテリーが上がってしまうかもしれないので、バッテリーを内蔵したり、外部の専用バッテリーから電源を得るタイプもあります。外部バッテリーを使った方が、録画時間が長くなりますが、価格が上がります。
常時監視機能にこだわらず衝撃が加わった時だけ、映像を記録できるイベント記録機能のあるモデルを使うと内臓バッテリーでも録画時間が短くすみますし、SDカードのもちもよくなります。



GPSユニットを搭載しているか?

GPS機能がついているかどうかもポイントです。車の位置情報や、日時や速度なども一緒に記録できます。事故が起きた時の詳細な記録があるのも保険会社への説明時などにとても便利です。また自分の走行記録や速度を客観的に見ることができるのも面白い機能で趣味的に便利ですね。
またGPSユニットがついていることで、前述した長時間の駐車監視問題にもメリットがあります。自宅での駐車が安全な場合は、GPSで駐車監視不要と設定すると電源を落とさなくても、キャンセルポイントに設定することができて便利です。

まとめ

ドライブレコーダーを比較するポイントについてご紹介しました。最近はドライブレコーダーの映像がニュースでよくとりあげられるので、普及率も上がっていますね。今後は必需品になっていくでしょう。
技術はどんどん進んでいて、ドライブレコーダーの性能も日進月歩でアップしています。中国製のかなり安いものからハイエンドモデルまでありますが、解説したポイントを参考にして、あなたのライフスタイル、ドライブスタイルに合ったドライブレコーダーをぜひ選んで、もしもの時のためにもそなえてくださいね。