車用掃除機選びのツボ、お教えします

車用掃除機選びのツボ、お教えします

まずは自分の車のタイプと使い方から掃除機選びを考える

車の中はいつもきれいにしておきたいものですが、すぐに汚れてしまいますよね。小さなお子さまのいらっしゃるご家庭なら、食べこぼしからお菓子のゴミまで、汚れることも多くなります。独身の方でも、彼女とのデートの時に車内が汚いとイメージダウンになってしまいますね。そこで活躍するのが、車載用掃除機。コードをつなぐものから、充電式まで色々なタイプが出ていてどれを選んだらいいか悩みます。そんな時、まず考慮すべきことは自分の車のタイプと使い方です。たとえば、大きめのワンボックスにお乗りであれば、車内が広く、リアシートやトランクまでの距離も長くなります。そしてシガーライターから電源を取るタイプであれば、電源コードの長さが意外に重要なチェック項目になります。また、スポーツクーペにお乗りなら、シートの形状がバケットタイプで凹凸が多いため、ゴミを取りやすい細いアタッチメントがあるかどうかなどもチェックする必要があります。小さなお子様と一緒にお出かけになる機会が多ければ、すぐに取り出してさっと掃除ができる充電式のコンパクトタイプのものがいいかもしれません。車種や車の使い方を考慮し、掃除機をどんな風に使うのかをイメージして掃除機選びを始めましょう。

掃除機選びのツボ:どんなタイプの電源供給が良いかチェックする

車用掃除機には様々な電源のタイプがあります。主流となっているのは、充電式のタイプ。そして、電力が安定しているシガーソケットからコードで電源供給するタイプです。最初のパートでも書いた通り、ワンボックスの比較的大きな車の場合には、仮にコードタイプのものを考えた場合には、ある程度の電源コードの長さが必要になります。充電式のものは、コードがないので手軽に使えて便利ですし、サイズも比較的コンパクトなものが主流になっています。ただ、連続して使える時間が15分程度のものが多かったり、しっかり時間をかけて掃除をしたいという方にはちょっとパワー不足を感じる場合もあります。シガーライターから電源供給するタイプは充電切れの心配もなく比較的パワーのあるものが多く、吸引力も安定しており、しっかり掃除をしたいという方に適しています。



掃除機選びのツボ:どんなノズルやアタッチメントがついているか?

掃除機を使っていて気になるところといえばゴミを吸い込む部分、つまりノズルです。差し替えて使うアタッチメントがいくつかついているものや、本体と一体になっている吸引部分だけのものなどがあります。例えばワンボックスの大型車で、お子様がいらしてシートから床まで布で覆われているうえ、凹凸も多いような車であれば、ブラシが付いたり細いノズルと広いノズルなどいくつかのアタッチメントが付属したもので、いろんな場所にあわせて掃除ができるものが便利です。とにかく手軽にさっと使いたいということであれば本体と一体になっているノズルのもので十分でしょう。細い隙間のゴミをどうしても取りたい、というこだわりのある方は細いノズルのありなしは要チェックですね。そして、最近多くなってきたのが液体も吸い込むことができるタイプです。これは飲み物をこぼしてしまうことの多い小さなお子様がいらっしゃるご家庭には魅力的なポイントです。

しっかりお掃除?それとも、気づいた時に手軽にパッとお掃除?

週に1度はかなり念入りに掃除をしたいという方であれば、吸引力が強く長時間の使用にも適したシガーソケットから電源供給するタイプがいいでしょう。このタイプのもので、代表的な商品のひとつがKeynice KN-102-BKです。安定した電力で吸引力も強力。アタッチメントも必要十分なものが付属しています。しかも、3,000円を切る手ごろな実勢価格も魅力です。また、コード長も3.6mとワンボックスカーのお掃除にも十分な長さがあります。毎週しっかりお掃除をしたい、という方にはおすすめの一台です。
汚れたらさっと取り出してパッと掃除をしたいという方なら、コードの煩わしさのない充電式のコンパクトタイプが良いでしょう。パッと使えて手軽でコスパの良いものと言えば、フカイ工業 のFC-830です。小さなボディですが吸引力も十分で、コインだって吸い込めます。さらに、液体の吸引までできるのです。これでお値段が2,500円以下というのは驚きです。



話題のサイクロンタイプには、やはり心惹かれます。

近年一大ブームを作った話題の掃除機と言えば、サイクロン掃除機です。お値段は少々高くなりますが、車だけでなく家の中でも活躍してくれると考えれば、思い切って憧れのモデルにトライするという手もありますね。サイクロン掃除機の代表といえば、やはりダイソン。しかし、「高いからなあ・・・」と思っている方にはDyson(ダイソン) DC34MHがおすすめです。定評のある強力な吸引力を、実勢価格3万円以下で手に入れることができます。優れたエネルギー効率のデジタルモーターを使い、22.2Vというハイパワーの充電池を使用した強い吸引力はやはり魅力です。1回の充電で6~15分くらいの連続使用が可能で、車だけでなく家の階段や二階で使うなど活躍の場は色々と広がりそうです。また、予算にゆとりのある方には、20分間の連続使用が可能な上位機種のDC61MHもおススメです。

まとめ:自分の車のタイプや使い方を考えて掃除機を選びましょう

電源供給のタイプや吸引力、サイズ、重さ、そして価格など、車用掃除機には様々な機能や特徴、個性があります。充電式かシガーソケット給電式か、本体の重さは軽いほうがいいのか、少し大きくても吸引力重視なのか。ノズルの形状や付属のアタッチメントなども大切なチェックポイントです。コンパクトで手軽な商品から、高機能の充電式サイクロンタイプまで色々な種類の機種があります。ご自身の車のタイプや、家族構成、車の使い方、汚れたらすぐに取り出して手軽に使いたいのか、週1回はしっかりお掃除したいのかというような自分の掃除のやり方なども考慮し、どのような機能を持つ商品が自分にとっていちばん必要なのかを十分に検討した上で機種選びを行えば、きっとあなたにぴったりの掃除機に出会えます。