CX-5はマツダの魂が息づく仕上がりが素晴らしい!

CX-5はマツダの魂が息づく仕上がりが素晴らしい!

マツダイズムが魅力のCX-5

2017年2月より発売されている2代目CX-5は、先代モデルの個性を踏襲しながら更に進化を遂げたモデルです。初代CX-5はそれまでのマツダ車と決別した次世代モデルとして現在のマツダ人気の基礎を作りあげた車でした。2代目となる新型CX-5は外観を見る限りは初代モデルと瓜二つと感じるデザインで、マイナーチェンジではないかと思わせるエクステリアとなっています。新型車であるにも関わらず新鮮味に欠ける評価もあるほどですが、それは先代モデルのデザインが10年先を行っていると言われたくらいに評価されたからです。そんな新型CX-5は様々な箇所がしっかり改善されドライバーに感動を与える車に進化しました。

CX-5の静粛性は高級セダン?

CX-5が2代目に移行し最も進化した項目は静粛性と言っても過言ではありません。これは初代CX-5と乗り比べたりすれば一目瞭然で、びっくりするほどにエンジン音が静かになっています。遮音材を見直しただけでなく、エンジン内部の爆発を細かくコントロールすることで抜群の静粛性を実現。さらに生産工程で使用し完成後は不要になる穴の数や大きさを一つ一つ見直すことでより静かな室内空間を生み出しています。停車中だけでなく走行中もエンジン音が耳障りに感じることなく快適に運転できるのはストレスの軽減にもつながりますね。SUVでありながらワンランク上の高級セダンを彷彿させる静粛性が魅力的です。



インテリアの仕上げは感動もの!

最近のマツダ車に共通する魅力としてインテリアの質感の高さが挙げられます。CX-5のインテリアについても以前のマツダ車から進化した仕上がりになっており、ドライバーズ空間として感動を覚える作りです。細部にまで作り手の信念やプライドを垣間見ることができ、こだわった手作り感はマツダならではのもの。ダッシュボードのレザー張りにはひと針ずつ縫われたステッチが存在感を醸し出しています。コンパクトカーにありがちなプラスチック成型のステッチとは質感が比べものになりません。人間工学に基づいて開発されたホールド性の高いシートや操作性の良いスイッチ類も好評です。見えない部分までマツダの本気を感じさせられる内容ですね。

CX-5を選ぶならガソリン?ディーゼル?

CX-5のラインナップはガソリン車4グレード、ディーゼル車も4グレードとなっています。ディーゼルと言えば低速域の太いトルクと低燃費が魅力的ですが、車両価格はガソリン車よりも高いのが難点かもしれません。維持費を考慮すると長く乗るつもりであればディーゼル車がお得になるケースもあります。燃費や燃料費など経済的負担を少なくしたいのであればディーゼル車がおすすめですね。逆に静粛性や基本的な動力性能で選ぶのであればガソリン車を選択するのが妥当です。またディーゼル車は2.2Lのみですがガソリン車は2.0Lと2.5Lが用意されているので排気量も参考にグレード選びをするのがおすすめです。



最大のライバルは同じマツダのCX-8

2017年12月に発売された新型CX-8は、CX-5と似ていると言われてるマツダの旗艦SUVで最大のライバルになりうる車の一つです。北米市場で販売されているCX-9をベースに開発されたCX-8は、3列シートとクリーンディーゼルエンジン搭載が魅力となっています。CX-5に比べると車体サイズは一回り大きく価格も高い設定ですが、ディーゼルエンジンを搭載している点で大きなライバルですね。スマートシティブレーキサポートなど安全装備は両車標準装備され互角と言えますが、価格の割安感や実用性はCX-5に軍配が上がります。ボディサイズが小さい分、燃費性能も良いのがCX-5ならではで満足度も高いモデルとしておすすめです。

まとめ

躍動感や緊張感、美しさをを取り入れた魂動デザインで車に息吹きを吹き込んだマツダにあって、CX-5は人気の中心的存在とも言えるモデルです。シンプルながらも動きのあるデザインが魅力的な外観は、飽きがこないのが魅力的ですね。またインテリアは細部にまで職人の技術が見てとれ、乗る人に感動と喜びを与えてくれます。SUVとしては数少ないディーゼルエンジンをラインナップしており、ディーゼルエンジンのメリットを体感できるモデルの一つです。安全装備や快適装備も全車標準化されているので安心で、SUVを考えるのであればおすすめできる1台ですね。