多彩なシートアレンジが可能!フィットで車中泊を楽しむ方法を紹介
- 2018.01.19
- 車の知識
フィットは広い室内空間が自慢
日本に数あるコンパクトカーの中でトップクラスの人気、実力を誇っているのがフィットです。中でも室内における空間や足元スペースは他車を圧倒しています。身長170cmの大人4人が楽に乗車できるのはフィットならではの魅力ですね。コンパクトな車体からは予想できないほどゆったりした車内は、充分にくつろげる空間になっています。フィットは車中泊にも適した車と言えますが、その中でも多彩なシートアレンジは車中泊をより快適にしてくれるツールですね。シートを畳むとフラットな状態に限りなく近くなり、足を伸ばして寝ることができます。フィットで車中泊を楽しみながらドライブするのもおすすめです。
アイテムをそろえて安眠環境を作る
車中泊を行う上で大切なのは安眠です。シートを倒しただけの状態で寝るよりも、フラットな状態で寝た方がより安眠効果が得られますよね。その点フィットはフラットな状態を作れる車中泊向きの車と言えるでしょう。そしてフラットな状態でもうひと工夫することでさらに安眠へと誘うことが可能です。断熱材は寒さを防ぎ、マットレスは体の疲れを低減してくれます。また寝袋も一つの手ですが、掛け布団や毛布を使うことで自宅と同様の寝方もできますね。車中泊は駐車場などを利用するためブラインド効果の高いシェードも必須アイテムです。ホームセンターなどで手軽に購入できるので、あらかじめサイズを測っておけば合うものを見つけやすくなりますね。
一人で寛ぐならロングモードアレンジ
後席左側のシートをたたみ助手席を後ろに倒すことで長さ248cmの空間が出現します。フィットの車長を有効的に利用できるのがロングモードです。サーフボードなど長尺の荷物を乗せることが可能で、一人で車中泊をする場合には足を伸ばしてゆったり横になることができますね。足を伸ばしてもかなり余裕があるのでくつろぎ効果も高い方法です。段差は発生するのでクッションなどを使って解消するのがおすすめですが、助手席のシート幅が最大幅となるので市販のマットレスを敷くことはできません。仮眠やとりあえず車中泊を体験してみたいという人におすすめのシートアレンジがこのロングモードです。
読書にも最適なリフレッシュモードアレンジ
運転席と助手席はヘッドレストを外してシートを倒すことで後部座席と一体化することができます。以前であればこの状態をフルフラットと呼んでいたりしました。フィットの後部座席はタイプによってリクライニング機能が付いており、カウチソファーの感覚でくつろげるのがフィットの魅力です。運転席と助手席を両方倒すことで大人2人が車中泊をすることができ、起きている時は足を伸ばして読書や会話を楽しめます。ベッドにできる長さは159~167cmなので大柄な人には若干窮屈に感じるかもしれませんが、夫婦やカップルでの車中泊にはおすすめのシートアレンジです。後部座席はワンタッチで簡単に倒すことができるので、操作しやすいのがいいですね。
荷室を使って親子で車中泊を楽しむ
後部座席を前に倒すことで荷室と一体化し、広くてフラットな空間が出現します。フィットではユーティリティモードと呼ばれ、荷室床面にマットレスを敷くことで布団で寝ているのと変わらない感覚での車中泊が可能です。最大が174cmあるため大人が足を伸ばして寝ることもでき、子供との添い寝にも適していますね。またフィットは荷室が低床となっているため天井までの高さが97cmあるのも魅力と言えるでしょう。圧迫感もなく親子で会話を楽しみながら充実した時間を過ごせます。車中泊といえどもゆったり寝たいという人におすすめのシートアレンジです。身体をしっかり伸ばしてストレスのかからない車中泊を楽しんでみませんか。
まとめ
フィットはコンパクトカーであるにもかかわらず、車中泊において実力を如何なく発揮しています。多彩なシートアレンジは様々な車中泊のシーンで活用され、簡単にできるシート操作も好評です。1人から夫婦や親子まで工夫によってはより快適な車中泊を楽しめるのも魅力的ですね。フィット特有のフラットで低床な荷室は車中泊派からの評価も高く、コンパクトカーながらも広い空間で寝るのは気持ちが良いものです。また快適な車中泊をするには安眠グッズも揃えておくことをおすすめします。万全な装備で練習を重ねながら車中泊マスターを目指すのもいいですね。