車の窓が曇る場合におこないたい対策方法3選
- 2018.01.19
- 車の知識

車の窓ガラスの曇りを甘くみてはいけない!
冬の寒い時期にドライブしている時にドライバーを悩ませる、窓ガラスの曇り。冷え込む日は暖房をつけてしまうので、どうしても曇りやすくなってしまいます。窓が曇ると前後左右が見にくくなって、とても危険です。ちょっとの曇りであれば気にせず運転してしまうという方も少なくありませんが、視界の狭い状態での運転は、思わぬ事故になりかねません。冬の道路で重大な事故を起こしてしまわないためにも、速やかに曇り止め対策をしましょう。
そもそもなぜ曇りは発生してしまうのか
車の窓を曇らせているものの正体は水蒸気です。水蒸気は普段から身の回りの空気に含まれていますが、気温が下がると水蒸気の量が減少します。水蒸気の量が減少してしまうことで結露が発生し窓に付着します。それが曇りです。そのため、気温が下がりやすくなる冬の時期になると急に窓が曇るようになるのです。また、気温差が大きくなると結露が発生し、それが窓の曇りとなります。さらに、車内の湿度が上がると結露が生じやすくなるのです。そのため、「車内と外の気温差をより小さくすること」「車内の湿度を上げすぎないこと」の2点が重要です。それでは曇り止め対策を3つ紹介しましょう。
その1:車の窓をあける
まず1番手っ取り早い方法は車の窓を開けること。車内の温度や湿度が上昇したことにより車の窓ガラスが曇ってしまったら、窓を開けて車の中にこもってしまった空気を入れ替えましょう。ほんの少し開けるだけで十分曇り止めの効果があるので、最もお手軽な方法です。ただし、外の気温や天候によっては窓を開けることもままならない、開けると運転に支障がある場合もあるので、その時はこれから紹介する方法を実践しましょう。
その2:エアコンをつける
もちろん窓を開けられればすぐに曇りを除去できますが、寒さの厳しい地域で車の窓をあけて運転するのは、なかなか難しいですよね。そんな寒さの厳しい地域で運転する場合は、エアコンを使いましょう。エアコンで車内の温度や湿度を調節することで窓の曇りを除去できます。また、エアコンは気温を上げ下げするだけでなく除湿することもできます。エアコンをつけ車内の湿度を低くすることで解決するということですね。また、フロントガラスであればデフロスターの機能を活用するのもアリです。デフロスターは運転の際にエンジンから発生した温風をフロントガラスに送風し、結露を乾燥させる機能です。エアコンが苦手な方はぜひ使ってみてください。
その3:曇り止めの使用
窓を開けて新鮮な空気を車内に取り込んだり、エアコンやデフロスターを使うなどすれば、窓の曇りを簡単に除去することはできますが、これらはあくまでも一時的な措置です。そもそも窓を曇らせたくないという方も少なくないのではないでしょうか?その場合は窓ガラス用の曇り止めを使ってみましょう。窓ガラス用の曇り止めはかなり種類が豊富ですが、性能自体に大きな差はないので、平均的な価格のものか有名な商品を選ぶようにすると良いでしょう。窓ガラスを拭く使い切りタイプやスプレータイプなど様々な種類があります。使い切りタイプであれば200円程度で購入できます。運転の快適度がまるで違うので、ぜひ一度購入して使用して下さい。
まとめ
車の窓の曇りを引き起こさないようにする方法と、曇ってしまった場合の曇りを除去する方法について詳しく紹介してきました。冬場の寒い時期は特に窓ガラスが曇りやすくなっているので、今回紹介した3つの方法を参考に対処してください。実際に曇りがおきてしまった場合の対処方法を把握しておくことも大切なことですが、前もって曇らないように対策しておくことはそれ以上に大切です。未然に事故を防ぐためにも、しっかりと曇り止め対策をしましょう。