新しいSUVの道を開くかも?トヨタのコンパクトSUVラッシュ、フルモデルチェンジの詳細とは?

新しいSUVの道を開くかも?トヨタのコンパクトSUVラッシュ、フルモデルチェンジの詳細とは?

ラッシュってどんな車?

トヨタ|ラッシュ 159万円~(新車時)
2006年からダイハツ工業のビーゴのOEM供給モデルとして、トヨタから発売された小型SUVモデルです。 それまで注目されていなかった小型SUVの道を切り開いてきた、先駆者的存在とも言う事ができる1台です。
ドライブトレインは、小型車では珍しい縦置きのFRをベースに、フルタイム4WDのモデルも用意されていました。ビルトインラダーフレーム式モノコックボディを採用し、コンパクトながら本格SUVさながらのボディを備えています。
高い座席と、見やすい視界で誰でも運転しやすい車でした。発売が開始された2006年1月には、売り上げ目標が1500台のところ約6000台売り上げるなど、好調なスタートを切った車です。



世界で人気!魅力はコンパクトながら見かけによらない走破性

このトヨタ・ラッシュは、海外でも発売されており、人気を集めているモデルでもあります。ラッシュのボディは、インドネシアで製造されており、インドネシアで製造されているトヨタ・アバンザのボディをベースとしています。
ライトクロカンとして、高い走破性を誇るトヨタ・ラッシュは、道路事情がそれほど良くないインドネシアやマレーシアでのニーズに合ったモデルでした。フルタイム4WDのモデルは、センターデフを手元でロック・解除できるボタンもあります。
もちろんランクルなどの本格的SUVには敵いませんが、コンパクトなボディながら意外と良い走破性は、国外でも人気を集めました。

2018年のフルモデルチェンジの概要

そんなトヨタ・ラッシュですが、2018年にフルモデルチェンジを控えています。どのようなモデルに変化していくのでしょうか?
2017年11月23日にインドネシアで新しいラッシュが公開されました。トヨタ・アバンザに搭載されるエンジンをベースに、スタイリッシュに変化するトヨタ・ラッシュです。今までのどことなくレトロな雰囲気を出していた、ラッシュとは異なり、近代的な雰囲気を醸し出す、一台になっています。
もちろん東南アジアをターゲットにしているので、7人乗りのモデルもあります。新しいモデルには、トヨタの先進技術ではなく、ダイハツが研究、開発を行っているスマートアシスト3が搭載される予定です。
衝突警報、被害軽減ブレーキ、緊急ブレーキなど、ドライバーをアシストする機能が装備されるので、安心して運転できます。



日本ではいつ発売される?

この新しいラッシュは、すでにインドネシアで公開されているので、日本でも同じモデルが発売される事が期待されています。2018年1月現在の情報として、2018年10月が発売予定になっていますので、海外で発売されてから少し時間が経ってからの発売予定です。
しかしこのサイズで、このパッケージというのは、日本でも需要がありますので、ニーズに合った1台になる事が予想されます。コンパクトなSUVは日本でも人気を集めており、各社参戦している分野ですので、新しいラッシュがどこまで注目を集めるか、今後のニュースに期待されます。
インドネシアでは発売予定モデルがすでに公開され、どのようなモデルに変わるのか分かっていますので、日本発売モデルの公開が待ち遠しいですね。

まとめ

コンパクトながら、ライトクロカンとして高い走破性を持っているラッシュは、意外な実力を持っているコンパクトSUVです。そのラッシュがスタイリッシュになって、復活するという事ですので、新しいモデルに注目です。
2018年のモデルチェンジでは、ダイハツの最新の衝突防止機能、スマートアシストが搭載される予定ですので、ドライバーの安全運転をサポートします。こうした安全装備も+して発売される、新しいトヨタ・ラッシュがどれほどの人気を集めるのか注目です。
また今熱いSUVの分野にどう切り込んでいくのか、期待される2018年のフルモデルチェンジです。コンパクトボディなのに、7人乗れるSUVともなれば、新しいSUVの道を開く1台になる可能性を秘めています。
新しいラッシュの発売情報に注目し、どのような装備で発売されるのか、発表を待ちましょう。