ファミリアってどんな車なの?性能や歴史等について紹介!

ファミリアってどんな車なの?性能や歴史等について紹介!

ファミリアの車の特徴について

このファミリアという車ですが、マツダの車になります。CMで「家族揃ってドライブを」というキャッチコピーに家族連れのユーザーに親しまれてきました。そのため、ファミリアは車内空間が広く、ファミリー全員が乗ってドライブ旅行に行けるというのが魅力的な車でした。
現在でこそスカイアクティブテクノロジーがマツダの代表的技術ですが、ファミリアが発売された当時はローターリーエンジンがマツダの技術として有名になっており、ファミリアはその第2代目として登場しました。そんな時代を感じさせ、まさにマツダと一緒に成長し、マツダの発展を支えてきた車です。

ファミリアの車の歴史を紐解きます

ファミリアの車には長い歴史があります。最新のファミリアは9代目に当たりますが、初代ファミリアは1963年という高度経済成長期真っ只中に販売されました。当時は軽自動車や小型トラックといった商用車が売れており、その流行に乗った形で車の形状がバンとして発売されており、それがファミリアの原型となりました。
2018年時点で40年以上経過してきましたが、その間にバブル経済の発展と崩壊や、その時代の流れに応じてクーペやワゴン車など、いろいろな派生系が出てきました。まさに20世紀を代表とする小型自動車です。



ファミリアって購入価格はどれくらいなのか?

現在のファミリアは購入価格はどのくらいするのでしょうか?というところですが、そもそも中古車市場に登録されている台数が少ないです。そのため、購入どころか探し当てること自体が困難となっています。初期に近い頃のファミリアとなると滅多に見かけないことでしょう。
購入価格は安いところですと15万円、高いところですと130万円の中古車があります。値段が高いファミリアの場合は初期に近い頃のファミリアであることが多く、安いところになると割と新しいバージョンのファミリアであることが多いです。レトロ車として人気が高いですので、初期のころとなると値段が逆に高騰しているということでしょう。

ファミリアの車には種類がたくさんある!

このファミリアですが、実はファミリア自体にまた車種がたくさん存在します。走行性能を重視したファミリアセダン、商用車として開発されたファミリアバン、車内空間の広さを重視したワゴンタイプ等様々な形態があります。また、ここから車名が変わって別の車として販売されることになったりしています。そう考えるとファミリアは現在の新しい車に名前を変えて脈々と生きているということですね。
例えばファミリアバンの場合、現在はトヨタの商用車のプロボックス、サクシードに名前を変えて販売されていたり、日産の場合は商用車のADバンと名前を変えて販売しています。ファミリアは商用車としては抜群の性能を誇っていたという事です。



ファミリアは40年以上経った今でもユーザーに愛されている!

ファミリアは初めて発売されてから現在の2018年1月時点で40年以上経過しているのですが、今でも日本の名車として今でもユーザーから愛されています。長きにわたりマツダの培ってきた技術がファミリアに息づいています。今でも中古車市場でレトロな車として見かけることもあります。もし見かけたらラッキーと思ってもいいでしょう。
実は現在ファミリア自体はマツダでは製造していません。日産やトヨタにOEM供給されているので現在は日産やトヨタがファミリアを製造しています。ですが、ファミリア自体はマツダの発展と一緒に歩んできた代表的な車と言えるでしょう。

まとめ

ファミリアという車は、現在はあまり馴染みのない車だと思われるかもしれません。ですが、今の40代~60代の人達にとってはとても懐かしい響きがする車でしょう。今でこそマツダの主力商品はアテンザやデミオ、CX-5といった車ですが、ファミリアはマツダの発展と一緒に成長してきた車であり、そして今では一部名前を変えて商用車としての販売をメインとして生きています。
時代は移り変わりましたが、ファミリア自体は現在も中古車市場にレトロ車として息づいています。中古の台数は少ないのであまりお目にかかれないかもしれませんが、そういったレトロな車が好きな人ならば是非探してみてはいかがでしょうか。