カーボンシートでデコレーション?カーボン調パーツにドレスアップしてみよう!

カーボンシートでデコレーション?カーボン調パーツにドレスアップしてみよう!

カーボンシートでドレスアップ!ただの自己満足では終わらない?

カーボン調のカッティングシートが販売されていますが、ドレスアップ好きのドライバーなら一度は手にしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、どこまで行ってもカッティングシートは本物のカーボンパーツのような軽さは求められないので、どうせ使うならば本物を使いたい。そう思われる方もいるでしょう。

たしかにそうかもしれませんが、カーボンパーツには欠点もあるということを忘れてはいけません。
軽さが武器だからこそ強度が弱いのがカーボンパーツの特徴です。
剛性は高いのですが、硬すぎて脆く破損しやすいのが最大の欠点です。

その点カーボン調のカッティングシートであれば、地の部分は元のパーツの強度を保つことができます。
さらにカーボンシートを貼ることで、飛び石などによる傷から保護することも可能になります。
これは決して自己満足だけのアイテムではありません。

ボディー全体をカーボンシートでラッピングしてしまうのも面白いかもしれません。

カーボンシートが上手く貼れない!カッティングシートの貼付けにはコツがある

カーボンシートを貼り付けようとした際に、誰しも一度は失敗したことがあるはずです。
通常のカラーカッティングシートなどであれば、少し引っ張りつつ貼り付けてしまえばある程度無理しても綺麗に貼り付けることができます。
しかし、カーボンシートは柄入りのシートです。
無理をすれば柄が歪み、しわも入ってしまうためあまり見栄えが良くなりません。

カーボンシートを貼り付ける際には少しだけコツがいります。
難しいことではないのですが、そのコツを使うか否かでは最終的な仕上がりに大きな差が生まれるほどです。
では、そのコツとはどんなものなのかについて見ていきましょう。


カーボンシートの貼り方のコツその1 ドライヤーで温める

カーボンシートを上手く貼り付けるためには、できるだけ柔らかい状態で貼り付けることが大事です。
もともと柔らかい素材ですが、より柔らかくするためにドライヤーを使用します。
温風で温めることで曲線部への貼付けがしやすくなります。
温風を近くで当てすぎると、シート自体が溶けてしまうので気をつけましょう。

同じ行程を業者はヒートガンと呼ばれる道具を使用して行ないます。これは熱線の強力なドライヤーだと思ってください。
短時間で温め柔らかくしながら綺麗に貼り付けていくのです。
家庭用ドライヤーで十分事足りるのでぜひお試しください。

カーボンシートの貼り方のコツその2 水貼り

これも業者がよく使用する手法です。
せっかく貼り付けるカーボンシートが格好良くても、でき上がったら皺だらけの歪みだらけでは悲しくなってしまいます。

そこで、是非ともオススメしたいのが水貼りです。
ハッキリいって「初心者は絶対に水貼りをするべきだ」と断言させていただきます。
実は、水貼りをするほうが失敗しないのです。

貼り付ける面に水分がついているので、シートがいきなり貼り付いてしまうのを防ぐことができ、更に石鹸水を使用すれば界面活性剤の効果により汚れの付着も洗い流しつつ貼り付けることができます。

貼り付け位置を決め、プラ板やゴム板でできたヘラを使用して水分を追い出しつつ貼り付けることで、気泡も皺も歪みもなくカーボンシートを貼り付けることができるのでお試しください。


カーボンシートの貼り方のコツ 極意 貼り付け面は綺麗にしよう

カーボンシートを温めて柔らかくしながら貼り付けても、水貼りで滑らかに貼り付けていっても、肝心の貼り付け面の状態が悪かったらどうにもなりません。
どんな作業でも準備段階にしっかりと時間をかけなければ良い仕事はできません。

普通に洗車をするのではいけません。
特に、繊維の残るタオルを使用しての洗車はもってのほかです。

『スポンジセーム』『キッチンペーパー』『ハンドワイパー』などで、貼り付け面にゴミの付着が無いように処理することでクオリティーの高いカーボンシートによるドレスアップが可能となるのです。

まとめ

カーボンシートによるドレスアップは、今に始まったものではありません。
昔から色々な形でドライバーの楽しみの1つとなっています。

最近では、カーボンシートのクオリティーも高くなっているため、上手く貼り付けられたボンネットなどは一見してシートなのか本物なのか分からないほどです。

今回ご紹介したコツを充分に活用して、色々なもののドレスアップをお楽しみください。