自動車を個人売買する際に注意したいポイントは?今すぐ確認できる自動車情報!

自動車を個人売買する際に注意したいポイントは?今すぐ確認できる自動車情報!

自動車の個人売買で注意すべきチェックポイント 支払い残高の有無

自動車を個人売買で、まず注意して確認すはべきはポイントが『支払い残高の有無』です。
いわゆる『金融車』と呼ばれる部類の商品となります。
自動車を購入した際のローン残高が残っていたり、ローン返済を支払いきれずに物納という形で差し押さえられていたり、賃借契約により自動車で金銭を借り入れている場合、その商品となっている自動車にかけられている金額の返済が必要になってしまう場合があります。
個人間取引の場合、この支払い残高の有無の確認は必ずするようにオススメ致します。

支払い残高の有無の確認には『車検証』の記載事項の確認が必要です。
ネットオークションなどでは、個人情報保護の観点から車検証の記載事項を詳細に確認することができません。
実際に取り引きをする前に、メールなどで画像を確認させてもらうようにしましょう。
支払い残高の有無を確認するには『自動車所有者欄』の所有者名を確認すれば分かります。
自動車を販売しようとしている相手の名前であれば問題ありません。
『ローン会社の名前』であったり、『他者の名前』の場合は手を出さないようにすることをオススメ致します。

また、直接取り引きしている相手が所有者であるとは限りません。
代理出品者であったり、委託されている人物である場合があるからです。
その場合、所有者からの『委任状』を必ず最初に確認させてもらいましょう。
しっかりと委任状の存在も確認できるのであれば、少なくとも『窃盗車』ではないことの確認も同時に行うことができます。

その自動車についての歴史を知ろう 初回点検から現在に至るまでの経緯

個人売買をするということは、基本的に『中古車』の取り扱いとなります。
つまりは、その自動車には『何かしらの経緯が必ずある商品である』ということを忘れてはいけません。

自動車の歴史を知るためには『メンテナンスノートの確認』が必要になります。
初回点検から現在に至るまでの整備記録のされている通称『記録簿』です。
このメンテナンスノートで確認すべきなのが『事故修復歴』です。
修理をした人間によっては必ずしも書き込まれている作業ではないのですが、自動車ディーラーでの修理をしているユーザーであれば、基本的に全ての作業を記載されています。
事故修復歴が分からなければ、購入してしまった後に何かしらのトラブルの原因になってしまうこともあるのです。
事故扱いとならないようなパーツ交換でも、メンテナンスノートの記載さえあれば、そのパーツ交換に伴う後遺症的なトラブルを予期する材料にすることができます。

事故修復歴の記載をされていなかったとしても、どのような車検スパンをとっている自動車なのかということは把握することができます。
車検には『12ヶ月点検』と『24ヶ月点検が』ありますので、より細かく点検整備をされている自動車であれば安心できます。



意外と見落としがちな情報 自動車オーナーの生活状況は把握しておくべき情報

自動車の現オーナーの生活状況と言っても、年収などでは無く『ペットの飼育』を教えてもらいましょう。

生活情報の把握とはいうものの、年収や家族構成がなんて個人的なものではなく、確認しておきたいのは『ペット飼育状況』です。
最近はアレルギーが騒がれますが、体質的に動物の毛や皮脂などでトラブルを発生してしまう家族もいます。
どれだけ気をつけてペットを飼育しているオーナーであっても、服についている動物の痕跡の全てを取り去ることはできません。
購入した車でアレルギー反応が起こってしまっては、使用できなくなってしまう恐れもあるので注意しましょう。

個人売買は信用取引 絶対にやってはいけない3つのルール

個人売買の鉄則ともいえる3つのルールについてお伝え致します。
これだけは最低限守っておかないと、下手をすると大きく損をしてしまうこととなります。

1.必ず現車確認をする

これは個人売買の鉄則です。
現車確認しないまま自動車購入を決めてしまうのは、いうなれば『読めないメニューを適当に料理を頼んでしまう』のと同じようなものです。
手元に届いたらイメージと違う状況であったなんてことになったら、せっかく購入しても修理に追われる毎日となってしまうかもしれません。

2.全額の入金をしない

自動車購入のために手付金を支払うのはよくあることです。
しかし、全額の振込は絶対にしてはいけません。
車検証の変更まで保証金としてある程度の金額を支払うのは当然ですが、全額支払ってしまい連絡が途絶えてしまうなんて可能性もないことではありません。

3.悪いところ探しをしない

個人売買である以上、完璧な整備をされているとは限りません。
余りにもひどい状態であれば現車確認の際に取り引き中止することができますが、ある程度状態が良く購入しても良いと感じられた場合、価格交渉の材料探しをします。
しかし、この行為で相手の気持ちが上向くことはありません。
お互い気分良く取り引きできるように心がけましょう。



個人売買が成立したら必ず車庫証明を取り直そう

個人売買の場合、車検証の名義変更は必ずするのですが意外と車庫証明を取り直している方は少ないです。
実は、車庫証明を取り直しておかなければ『車庫飛ばし』という不正行為になってしまうのです。
管轄の警察署にて、必ず車庫証明を取得しておきましょう。

車庫証明を正しく取得しないと、罰則・罰金の対象となります。
必ず新たな車庫証明の取得をしましょう。

まとめ

自動車の個人売買は、上手く活用すればリーズナブルに自動車を購入することができます。
個人売買のルールを守って気持ちの良い取り引きができるように心がけましょう。
また、全ての手続きをしっかりと完了して心置きなく自動車を楽しめるようにしておきましょう。

個人売買は信用取引です。
相手を信用するだけではなく、自身も相手に信用してもらう必要があります。
それを決して忘れないでください。