誰もが憧れる?メルセデスAMGの人気上位3車種の徹底解説!
- 2018.01.24
- 車種情報

AMGはメルセデスベンツ系列のブランド
AMGと言えば、誰もが憧れるメルセデスベンツの高級チューニングブランドとして有名ですね。AMGは「エーエムジー」と呼ばれることが多いのですが、少し前は「アーマーゲー」と呼ばれ親しまれていました。AMGのAは、設立者であるアウフレヒトの頭文字のA、Mはエンジニアのメルヒャーの頭文字のM、アウフレヒトの故郷であるグロース・アスパッハの頭文字のGの組み合わせです。1967年にエンジンの設計会社としてスタートし、1980年あたりからメルセデスベンツのチューニングを中心とした事業にシフトしていきます。 1999年よりメルセデスベンツの傘下に入り、メルセデスベンツとさらに密接な関係を結ぶことになりました。
日本で圧倒的な人気を誇るAMG
AMGは以前、独立したチューニング会社だったので、日本でAMG車を乗るためには並行輸入が中心でした。またAMGはベンツのパーツも単体で販売していたため、エンジンはノーマルのメルセデスベンツのままで、外見はAMGという車が多くありましたね。日本でのAMGの人気はかなり高く、 今では日本にAMGパフォーマンスセンターと言われるディーラーができています。そのディーラーにはAMGの専門知識を持つセールスやエンジニアが存在し、販売やメンテナンスを手がけています。2017年の1月にはAMG東京世田谷店と呼ばれるメルセデスAMG専売のディーラーがオープン、実はその世田谷の店が世界初のメルセデス AMG専売店になりました。
AMG A45
AMGではない普通のAクラスの車両価格は298万円から発売されていますが、その値段から考えられないほどの存在感から非常に売れているモデルです。極限まで広げたタイヤの配置から生まれる広い室内空間と、より強調されたワイド&ローのフォルムは、誰もが欲しくなる魅力を持っています。A45はこの人気の高いAクラスをベースにAMGならではのチューンが施されました。その内容はエンジンは排気量2Lのターボエンジンに変更から最高出力は381馬力となり、ミッションはデュアルクラッチ式の7速AT、4輪駆動システムの追加、足まわりも強化と一気にトップレベルのスポーツカーに並ぶモンスターマシンに変貌しました。車両価格は約720万円とAMGにしてはお手頃な価格となっています。
AMG E43
日本では衰退を続けているステーションワゴンの車種ですが、ヨーロッパでは富裕層に人気があることから、AMGからもE43、E63の2つのエンジンのタイプのステーションワゴンが発売されています。E43は3リットルの排気量のV型エンジンで、ツインターボを搭載し、実に401馬力の出力が与えられています。このEクラスは後席と荷室の容量を確保しながらも、美しいエクステリアを保つセンスはさすがです。外観はノーマルと変わらないE43の存在を知らない人がうっかり挑戦してしまうと、そのただならぬスピードに驚くでしょう。
AMG GT
AMGのラインナップのなか、走りにおいてはGTが最高峰でしょう。正面から見る風貌は、タイヤが見えないほど低く構えたプロポーションで、リニアモーターカーのようにどこまでもスピードが上がっていくような迫力を持っています。インテリアも負けず劣らずの設計で、飛行機のコクピットのように美しく配置されるメーターやスイッチは、ちょっとやそっとでは驚かないAMGオーナーでも運転する楽しさを倍増させてしまうほどですね。またAMGダイナミックセレクトは走行の性格を瞬時に変えてしまうシステムで、この中にあるRACEモードはサーキット走行に適しているのですが、プロのレーサーのように走れると噂が立つほどの最先端技術です。まさにGTはAMGの最高峰といえますね。
まとめ
現在のAMGシリーズは時代とともにテクノロジーを進化させ、スペックは向上の一途ですが、外観は年々派手さが無くなり、一見ではノーマルのメルセデスと見分けがつかないこと多くなってきました。これはノーマルのエクステリアが進化している証しで、手を加える必要がないのでしょう。しかし、細かく見ていけば様々な部品の違いがあり、さすがはAMGとうなる他ありません。AMGはサーキット走行の専門性が高く、走りのイメージが強かったことも昔の話で、幅広くモデルを展開している現在のAMGは走りにこだわらないオーナーも多く、AMGを所有することがステータスになってきているようですね。