痛車が人気!?ステッカーで車を痛車にカスタムする3つの方法
痛車ってどんな車?
痛車とは、車体に漫画やアニメなどのキャラクターのステッカーを貼り付けたり塗装したりして独自にカスタムした車のことです。また、有名なアーティストのファンが車体をアーティスト仕様にカスタムした車も痛車と呼ばれることがありますが、キャラクター仕様の車はテレビやネット上で大きく取り上げられたことから周知され、痛車の集会やイベントなども定期的に行われています。名前の由来は「痛々しい車」から来ていますが、認知度が高まるにつれてラリー競技のチームが外装を痛車仕様にして出場したり、東京オートサロンへの出展が行われたり、注目度を高める目的でも利用されています。
高クオリティ・高コスト 「業者へ発注」
痛車が認知されると、痛車への改造を専門に行う業者が登場してきました。ステッカーのみを制作する業者もあれば、ステッカーの貼り付けからサポートまですべてを担当する業者もあります。車全体のバランスを考慮してプロが仕上げるため高いクオリティが期待でき、自身は基本的に依頼するだけなので手間もかかりません。車両はデコボコしているため、ステッカーを全体に綺麗に貼り付けるためには実質的に業者の協力が必要不可欠となっています。ただし、コストが高額となるのが最大のデメリットです。痛車としての主張を残しつつカーデザインとしてのかっこよさを追求するならば業者への依頼が最もおすすめの方法と言えます。
低コストで仕上げる 「通販で購入」
痛車のためのステッカーは多くの通販サイトなどでも購入することが可能です。大量生産されているステッカーを利用するのが、痛車を製作するうえで最もコストが掛からない方法です。ただし、大量生産されているステッカーでは自分のこだわりを反映させにくく、実際に貼り付ける際も手間と技術が必要となります。また、マイナーなキャラクターや古い作品の場合ではそもそも販売されていないというケースも考えられます。さらに、他の人とステッカーが被ってしまうというリスクもあります。せっかく自身をアピールするための痛車なのに、デザインが被るというのはあまり良い気分では無いですよね。コストは低いですが、デメリットも多い方法です。
手間をかけてでもこだわりたい 「自分で製作」
ステッカーを自分で製作すると、コストが低く抑えられて自分のイメージ通りのステッカーを作ることが可能です。ただし、自分でプリントデータを作製するため、ある程度の知識が必要となります。痛車の中には画像をそのままプリントアウトしたものもありますが、解像度が低いため拡大すると絵が荒々しくなってしまいます。また、車専用のステッカーを使わなければ耐久性が短く、長期で利用すると剥がれたり色褪せたりします。また、貼り付ける際も注意が必要で、利用するシートによって使える車体部分や特徴が異なるため、事前に情報収集を行う必要があります。ステッカーの自作は手間がかかるため自信がある人以外は手を出さない方が無難です。
まとめ
痛車はかつて一部のファンが所有している車でしたが、徐々に周知され、目にする機会が多くなりました。高額の費用をかけてでも車全体をかっこいい痛車仕様にしたいならば専門業者への依頼がおすすめです。また、費用も手間もかけたく無い人には通販などでステッカーを購入して自分で貼り付ける方法があります。もし、コストをかけずにこだわった痛車を手に入れたいならば自分でステッカーを作製するしかありません。ただし、事前知識が無い人が挑戦すると想像以上に時間と手間がかかるので注意が必要です。ステッカーをうまくデザインとして昇華させている痛車はかっこいいですよね。痛車は今後もますます普及していくかもしれませんね。