マツダの軽自動車ってどうなの?主要5車種の特徴について並べて解説してみた
- 2018.01.25
- 車種情報

街乗りにぴったり マツダ「フレア」
マツダ|フレア 117万円~(新車)
軽自動車を購入する方の多くが、車のコストパフォーマンスを気にしていると思いますが、コストパフォーマンスの良さで高い評価を受けているのが、このフレアです。少々足回りが固く、長時間乗るのはちょっとシンドイ、という意見もありますが、近くのスーパーに買い物に出かけるなど、短時間の街乗りでは気になりません。エクステリア、インテリアともにここが凄い、という点もありませんがここは問題、というところがないのも普段使いの車であることを考えると良いことです。そしてなにより、軽自動車ならではの燃費を含めた維持費の手ごろさが人気の秘訣です。
なお、マツダのフレアはスズキのワゴンRペースのOEM車です。つまりワゴンRとは兄弟機種で、走行性能などについても基本的には差はありません。
人気の軽トールワゴンタイプ マツダ「フレアワゴン」
マツダ|フレアワゴン 133万円~(新車)
このフレアワゴンは背の高い、いわゆる軽トールワゴンに分類されるモデルです。軽トールワゴンは室内空間が広く設計されており乗り心地が良く、荷室容積も十分に確保できます。そのため、現在日本国内では主流になりつつあります。このフレアワゴンもフレア同様に、目立った欠点のない、コストパフォーマンスに優れた車種です。逆に派手な特徴もありませんが、衝突安全ブレーキなどの事項防止に役立つ装備を搭載し、国が推奨する「安全運転サポート車(サポカーS・ワイド)」の基準を満たしている点は、フレアワゴンの重要なメリットです。その安全性の高さから、高齢の方やお子さんのいる家庭の足として人気が高いようです。
こちらもフレア同様にスズキからのOEM車で、スペーシアがベースになっています。
SUVタイプの軽 マツダ「フレアクロスオーバー」
マツダ|フレアクロスオーバー 133万円~(新車)
世界的にスポーティーなSUVが流行っており、SUVスタイルの車種が増えてきています。SUVに乗ってみたいと思っている方も多いでしょう。しかしSUVは、コンパクトSUVであっても、有り体にいえば見た目が「ごつい」です。道路が狭くなっている住宅街を走行するのは大変です。そういった方におすすめしたいのが、SUVタイプの軽です。特にフレアクロスオーバーはSUVらしい角張ったデザインを持ちつつ、チャーミングな丸いフロントライトが親しみを持たせ、老若男女問わず支持されています。SUVを名乗る以上、走りについてもスズキが誇る次世代技術エネチャージのおかげで、軽自動車の中では最高クラスのスムーズな走り出しを実現しています。
やはり、フレアクロスオーバーもスズキのOEM車です。ハスラーと兄弟車種になります。
シンプルイズベスト マツダ「キャロル」
マツダ|キャロル 84万円~(新車)
「キャロル」はまだマツダが東洋工業と名乗っていた1962年に初代モデルが発売された、非常に歴史のあるブランドです。インテリア・エクステリア共に、良い意味で必要最低限のシンプルさが、今のキャロルの最大の特徴と言えます。非常に燃費に優れており、カタログスペックの37.0Km/Lには届かないにせよ、実際に走らせたメーター読みでは30Km/Lを越えるとおっしゃる方もおり、この燃費性能には目を見張るものがあります。これはシンプルに作られた車体の軽さから来るメリットでしょう。車体が軽いことは、軽自動車の中では加速性能が良い、登坂の際も有利などの効果もあります。
こちらは、スズキからOEMを受けており、アルトをベースモデルとしています。
ワンボックスタイプの軽 マツダ「スクラムワゴン」
マツダ|フレア 143万円~(新車)
ご家庭の都合や、お仕事の関係で荷物をたくさんつめるけれど、小回りの利く車が良い、という方におススメしたのが、このスクラムワゴンです。いわゆるワンボックスカータイプの軽自動車で、クラス最高レベルの積載量を売りにしています。公式サイトでは後部座席を倒して、自転車二台積載している写真などもあり、 軽自動車でもここまで荷物が載るんだ、と驚かされます。
ご推察の通り、スクラムワゴンもスズキのOEM車です。エブリイをベースにしています。
まとめ
今回は、マツダから販売されている軽自動車5車種をご紹介いたしました。マツダといえば、2016年に世界で最も格好良い車に与えられる「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー(WCDOTY)」を日本車で初めて受賞したロードスターを筆頭に、デザインに優れる車が多いことで知られます。いずれの軽自動車もスズキのOEMですが、グリルのデザインなどを変更し、ベースモデルよりも更に見た目が良くなるよう努力していると感じます。もちろん、車としての性能も折り紙つきですので、軽自動車の購入を考えている方は一度実車を見てみるのも良いでしょう。