煽り運転には自分で対策しよう。ドライブレコーダーの設置がオススメ!

煽り運転には自分で対策しよう。ドライブレコーダーの設置がオススメ!

最近話題の「煽り運転」 交通ルールも常識も通じない事件が増加

「煽り運転」という言葉。最近多くの人がニュース等のメディアから聞くことが多くなったと思います。煽り運転とは、走行中の前方車に対して進路を譲るように強要するために車間を詰めたり、異常な距離まで接近したりといった他車への嫌がらせ行為のことです。他には必要のないハイビームやパッシング、幅寄せ等の威嚇するような行為や、猛スピードで前車を追いかけてりといった行為があります。煽り運転が注目されるようになったのは、2017年6月に神奈川県大井町の東名高速道路でワゴン車にトラックが追突し、ワゴン車に乗っていた夫婦が死亡した事故からです。この事故は煽り運転常習者だったトラック運転手が、事故前にパーキングエリアで起こったトラブルに腹を立て、煽り運転の上、ワゴン車の前に自分の車を停車させたことに起因しています。この事故後には全国から様々な煽り運転行為が報道され、逮捕者も多く出ています。



煽り運転は違反行為…警察も対応を強化!

煽り運転は道路交通法にある車間距離保持義務の違反等、立派な違法行為です。実際に煽り運転から事故が起きなくても、事故を起こす可能性が高いことから、警察は厳しく取り締まっています。更に道路交通法だけでなく危険運転致死罪や、暴行罪等の適用でこれまでより厳しく罰せられます。警察庁は2017年12月に全国の警察に対策の強化を指示しており、厳しい対応が期待できます。東名高速道路での事故後に多くの報道が放映されましたが、実際はもともと多くの煽り運転行為が全国各地で起こっています。Twitter等のSNSを見ても事故前から多くの被害の声が投稿されています。つまり煽り運転に自分が巻き込まれてしまう可能性が、日常に潜んでいるのです。それでは実際ではどんな対策が出来るのでしょうか。

ドライブレコーダーが証拠を撮ってくれる。

煽り運転行為に遭遇してしまった場合に、その場で出来る行動は限りています。相手をせずにその車に進行を譲る事が一番です。その上でも煽り運転を繰り返す相手もいます。出来ることは無視を続けること、相手が車外に出てきても、車の鍵を閉めて自分は車外へ出ずにいることです。唯一出来る最後の手段は、ドライブレコーダーでの煽り運転行為の撮影です。実際相手の行為により事故が起こってしまった場合、警察に提出する証拠になります。事故が起こらずともその映像をもとに、相手に何かしらの処分が行われることもあるでしょう。実際に最近ではドライブレコーダーの記録や、動画投稿サイトの動画から危険行為が多く摘発されています。実際に煽り運転にあってるときは辛いでしょうが、ぐっと我慢して映像としてドライブレコーダーで記録し事後対応することが大切です。



ドライブレコーダーのオススメは前後カメラのタイプ

そんなドライブレコーダーはどんな仕様のモデルが人気なのでしょうか?オススメは前後を撮影できるドライブレコーダーです。煽り運転行為が注目される前は、手軽につけられる前方のみを撮影するモデルが人気でした。低価格帯の商品が充実してきたことで、多くの販売店で安価モデルを取り扱っていました。しかし煽り運転行為の多くは後方を走る車が多く、これでは対応できません。前方はもちろん後方も撮影できるモデルがオススメでしょう。気軽に取りつけたい人は前後連動型モデル。しっかり後方も記録したい人や既に前方にドライブレコーダーを設置している人は、リア用として別に設置してもいいです。リア用として別に設置すれば、より鮮明に記録できてナンバープレートや運転手の顔まで撮影することが期待できます。

まとめ

・東名高速道路で起こった死亡事故から注目を集めた煽り運転。
・全国的に煽り運転後方が報道されているが、日常的に潜んでいて自分が被害者になる場合もある。
・煽り運転は事故が起きなくても立派な違反行為。
・警察も全国的に対策を強化するから有効な対策はドライブレコーダー。
・前後撮影のドライブレコーダーで証拠を記録するのがオススメ。
全国的に注目されている煽り運転行為。自分がその行為に遭遇してしまうのは本当に怖いことです。そんなときに冷静に対応出来るかは、事前に対策が出来ているかが大切です。ドライブレコーダーを設置していれば警察に証拠として提出できますし、煽り運転をする運転手を相手にしない上で気持ちの支えになるはずです。オススメした前後撮影できるドライブレコーダーですが、前後連動型か別々に設置するか自分の車等に合わせてぜひ検討してみてください。