最高級車トヨタ「センチュリー」に新型が登場!3代目はどんな車に仕上がっているの?

最高級車トヨタ「センチュリー」に新型が登場!3代目はどんな車に仕上がっているの?

日本車の最高級車「センチュリー」とは

皆さん日本の最高級車、トヨタの「センチュリー」をご存知ですか?
センチュリーは1967年から販売されている最高級乗用車です。ショーファーカーとも呼ばれ、お抱えの運転手が運転するような車です。同じトヨタ車でも、クラウン・マジェスタやレクサスブランドのLSなどをオーナー自ら運転する高級車は、ドライバーズカーと呼ばれます。官公庁や大企業等で、公用車や役員車として使われることを前提に作られた車であり、販売は日本国内のみです。前述のとおり運転はお抱えの運転手が行い、オーナーは後部座席に乗ることが前提なので、後部座席の快適性を重視し造り込まれております。



新型へのフルモデルチェンジが発表

トヨタ自動車は2017年10月に「第45回東京モーターショー2017」の中でセンチュリーを新型モデルにフルモデルチェンジして、2018年に販売を開始することを発表し、新型センチュリーを公開展示しました。2代目は1997年から販売されており、20年ぶりのフルモデルチェンジとなり、ハイブリッド車になること等詳細な仕様も伝えられました。新型のコンセプトは「継承と進化」。様々なオーナーを満足させてきた最高級車としてのおもてなしを継承し、自動車としての性能や安全技術、快適性等が最新の技術で進化した自動車となっています。

気になる新型の主な特徴は?

前述の通り、新型センチュリーはハイブリッド車となることが発表されています。これはV8の5.0Lハイブリッドシステムが搭載されるものであり、ショーファーカーでありながら燃費性能も向上させました。縦格子のグリルは二重構造で造り込まれており、ヘッドランプにはプロジェクター3灯とLEDが使用され、従来モデルよりもはっきりしたフロントの印象です。安全性能としては、トヨタの衝突回避システム「Toyota Safety Sense P」が搭載されており、その他にもリヤクロストラフィックアラートやブラインドスポットモニター等の充実の装備になっています。



センチュリーは最高のおもてなしが出来る車

半世紀もの間、ショーファーカーとして最高のおもてなしをしてきたセンチュリーですが、新型は更に質感や快適性を高めています。外観は全長、ホイールベース及びトレッドが拡大したことで、より伸びやかなデザインとなりながら、重厚感が増しています。内装では、後部座席のシート表皮が柔らかい質感の100%ウール使用のファブリック仕様と、最高級品を使った本皮仕様が設定されています。横方向の広さを意識させ、杢柄のオーナメントや伝統的な柄を施されています。中央のアームレストのタッチパネルからシートやオーディオ、空調といった操作が集中的に行えます。サスペンションには専用チューニングが施され、高剛性のボディや乗り心地重視のタイヤが運転中車内に伝わる振動を抑えています。今まで以上に快適な乗り心地を実現させつつ安定した走行性も保ちます。エンジン起動の音、振動にも配慮。静かな空間のまま滑らかに発車させてくれます。

まとめ

・新型は2018年発売予定。
・新型センチュリーのコンセプトは「継承と進化」。
・V8の5.0Lハイブリッドシステムを搭載して燃費性能も向上。
・外装や内装は最高級車としての質感が高められ、最新の安全性能も搭載。
・オーナーが乗る後部席の快適性は更に向上。静かな車内空間を最新の装備から実現。
東京モーターショーで発表された新型センチュリー。最高級を求めるオーナーを満足させてくれそうな、トヨタの技術を詰め込んだモデルです。オーナーとして購入を検討されたいる方も気になっているでしょうし、買えないけど国産車の最高級乗用車として気になるという人も多いはずです。いずれにしても輸入車の最高級乗用車が人気を集めるなか、国内専売の最高級乗用車として人気に期待したいですね。