レクサス・クーペ完全解剖!RCとLCモデルの違いとは?
- 2018.01.26
- 車種情報

レクサス・クーペには2つのモデルが存在する!
フロントグリルで銀色に光るLの文字。高級カーブランド「レクサス」をご存知でしょうか?レクサスの高級車には、セダン・SUV・クーペと多くの車種がありますが、その中でも今回は「クーペ」をピックアップします。
「クーペ」とは、簡単に言うと2ドアの車のことです。フランス語の「切る(couper クペ)」を由来としていて、1列座席2枚扉の馬車を「切られた馬車(carrosse coupeカロッス・クペ)」と呼ぶことからクぺという言葉が定着していきました。
レクサス・クーペには、大きく分けて2つのモデル「RC」と「LC」があります。この記事ではレクサス・クーペのモデルやグレードの違いについて、わかりやすくお話していきましょう。
RCはセダンを基にしたクーペモデル
2014年に発売された、レクサス初のクーペモデルが「レクサスRC」です。大型セダン「GS」をプラットフォームとして作られているため、2ドアながらも高級セダンといった様相。
RCは以下の3つのグレードに分かれていて、全長はすべて4,695mmで作られています。
グレード | エンジン | 燃費 |
---|---|---|
RC350 | V型6気筒 3.5Lエンジン | 10.2km/L |
RC300h | 直列4気筒 2.5Lエンジン +ハイブリッドシステム |
23.2km/L |
RC300 | 直列4気筒 2.0Lエンジン +インタークーラー付ターボ |
13.0km/L |
どれも新車価格としては600万円~700万円台、中古車でも400万円~600万円くらいが相場です。
LCは、更なるラグジュアリーさを求めて
2016年、レクサスのフラッグシップモデルとして誕生したラグジュアリークーペが「レクサスLC」です。RCよりさらにラグジュアリーさを増し、車格も全長4,760㎜とRCよりもひと回り大きくゆったりと作られています。しかし車高はRCより低めで、クーペとしては迫力のあるロー・ワイドボディです。
グレード | エンジン | 燃費 |
---|---|---|
LC500h | V6 3.5Lエンジン マルチステージハイブリッドシステム |
15.8km/L |
LC500 | V8 5.0Lエンジン | 7.8km/L |
LCの新車価格は約1,300万円~、中古でも1,180万円~が相場です。RCの2倍以上ですね。
Fの称号を持つスポーツタイプRC-F
レクサスRC-Fは「一層の走りを求める人」向けに作られたスポーツモデルです。レクサスのレースチームのホームである富士スピードウェイにおいて度重なるテストを繰り返し、それに合格したモデルにのみ「F」の称号がつけられています。
一般道からサーキットまで、それぞれが自由なスタイルで乗ることができるRC-Fは「誰もが笑顔になれる車」を目指して作られていて、全長4,705mmとRCよりもやや大きくLCよりやや小さなサイズ。
新車価格帯は967万円~1,044万円、中古車では 500万円~900万円台が相場です。
エンジンはLC500と同じV8 5.0Lエンジンで、燃費は8.2km/LとLC500より良くなっています。
まとめ
今回はレクサス・クーペの各モデルをご紹介いたしました。RCモデルよりもLCモデルのほうがラグジュアリーな高級車で、価格も2倍くらい異なりますね。しかし、インテリアやフロントグリル(真正面から見た姿)などのデザインはどれも大きく変わらず、レクサスらしい作りとなっています。また、クーペはスタイル性や走行性が魅力の車。ハンドルも軽く小回りも効くので、初心者でも運転しやすいでしょう。
高級セダンのようなRC、ラグジュアリーなLC、スポーツタイプのRC-F。あなたはどのタイプが好きですか?気になるモデルがあったなら、ぜひディーラーに行って試乗をしてみてください。レクサス公式サイトからも試乗の予約が可能です。