ホンダのワゴン4車種をご紹介!

ホンダのワゴン4車種をご紹介!

ファミリーカーとして大人気!「ステップワゴン」

ホンダ|ステップワゴン ガソリン車245~366万円 ハイブリッド車330~355万円(新車)
ミニバンの「ステップワゴン」は、 1996年に初代モデルが発表されてから20年近くも売れ続けているホンダの人気車です。当時は画期的だったボックス型ミニバンの先駆けで、ファミリーカーとして根強い人気があります。ライバルはトヨタ・ヴォクシー、ノア、エスクァイア、日産セレナ。
現行タイプは5代目で、2015年にフルモデルチェンジされました。特徴はバックドアの「わくわくゲート」。縦にも横にも開くドアで、3列目左のシートが倒れて格納できる「マジックシート」を倒すと、子どもでも後ろから乗り降りできるアイデアやハンズフリースライドドアなど、ファミリーユーザー向けのしかけがいっぱいあります。
ガソリン車ではホンダ車としては初となる「VTECターボエンジン」を採用。パワーがプラスされて、低燃費を実現しています。また2017年9月からは上位クラスのSPADAでハイブリッド車も登場しました。



背の低いミニバン「ジェイド」

ホンダ|ジェイド ガソリン車253万円 ハイブリッド車272万円(新車)
ジェイドは一応ミニバンですが、背の低いタイプの155cm以下でギリギリ立体駐車場に入るミニバンです。「ストリーム」と現行では背が高くなってしまった先代「オデッセイ」の後継車といわれています。
ジェイドは、中国市場を意識して開発され、日本に先行して2013年に中国で発売開始。2015年日本でも販売開始されました。大勢乗れる便利なミニバンが欲嫌だ、という嗜好の方も少なくないと思いますので、そんな方にはオススメの車です。背が高くない分、山道などでの走りは安定しており、キビキビとスポーティ。VTECターボエンジンのガソリン車と、ハイブリッド車があります。
インテリアはゆったりしていて2列目シートは2人がけ仕様。大型アームレスト採用のVスライド機構を持つキャプテンシートでくつろげます。ただし3列目はとてもせまく、床が高くて足はのばせませんし、頭をハッチドアのスキマにいれるような感じになってしまいます。3列目はごくたまにしか使わない人向けの車です。
6人乗るのはたまにしかないとか、スポーティなタイプのミニバンが欲しい人には最適ですし、安全のHonda SENSINGも素晴らしいのですが、中国市場を意識した価格がちょっと割高に感じるようで、残念ながら「ジェイド」は日本ではあまり売れていないようです。

ミニバンブームの火付け役「オデッセイ」

ホンダ|オデッセイ ガソリン車298~395万円 ハイブリッド車375~415万円(新車)
オデッセイは、ホンダの上級クラスのミニバンです。1994年から20年以上も売れ続けている人気車種。当時セダン、クーペ中心だったホンダで、開発費の制限からアコードのプラットフォームを使って開発したオデッセイは、低ルーフミニバンブームの火付け役となり、生産ラインの関係からスライドドアが採用できなかったことが他社との差別化になって大人気になりました。低ルーフで走行性を重視し、セダンと同程度の運動性能とセダンより広い室内空間がウリです。
現行車種は5代目。昨今ミニバンタイプには居住性の充実が望まれ、低い車高の人気に陰りが見えてきたため、5代目では従来のオデッセイから思い切った変更がありました。スライドアの採用、8人乗りの設定、全高も15センチ上がり普通のミニバンよりは低いですが従来のオデッセイらしさはなくなりました。超低床プラットフォームを採用し、走行性能の良さは従来どおり。2016年にはハイブリッドモデルが登場し2Lエンジンと電気モーターで低燃費が実現されています。



ホンダの現行ステーションワゴンは「シャトル」だけ

ホンダ|シャトル ガソリン車177~196万円、ハイブリッド車208~263万円(新車)
シャトルは、ホンダのステーションワゴン。現行車種では、ステーションワゴンはシャトル1種類のみです。ステーションワゴンはあまり人気がないようですね。排気量は1.5Lで5ナンバー。コンパクトに見えますが、座席も荷室も非常に広くて使いやすいです。
ミニバンタイプが3列シートなのに対してシャトルは2列シート。座席もゆったりしていて、荷物がたくさん積めます。後席を倒せばさらに容量が大きくなり、1,141Lも積めます。ハイブリッドタイプとガソリン車、FFと4WDと選択肢があります。ハイブリッドタイプのFFでは燃費が最大33.4km/Lにもなります。

まとめ

ホンダのワゴン車をご紹介しました。ちなみにワゴン車とは、荷物と人の両方を運ぶための車という定義です。
・ファミリーカーとして工夫がいっぱいの「オデッセイ」
・低ルーフ、ヒンジドアのミニバン「ジェイド」
・上級クラスのミニバン「オデッセイ」
・ステーションワゴンの「シャトル」
以上4車種をご紹介しました。すべて、優れた安全性能のHonda SENSINGもついています。荷物や人をたくさん乗せるワゴンに興味がある方はぜひホンダのワゴンも検討してみてください。