「スープラ」はトヨタ屈指のスポーツカー!中古車相場はおいくら?

「スープラ」はトヨタ屈指のスポーツカー!中古車相場はおいくら?

トヨタ・スープラとは

スープラは、トヨタがかつて販売していたスポーツカーです。初代から直列6気筒エンジンを搭載。
1978年、当初日本では「セリカ XX」という名前で登場しました。北米市場では「XX」が成人指定の映画の度合いを現す記号だったために「スープラ」と名が付きました。ちなみにスープラとは、ラテン語で「~を超えて」「~を上まって」という意味です。
そして3代目にフルモデルチェンジされた1986年から「スープラ」と名前で販売されました。ややこしいですが、3代目は日本では「初代スープラ」といわれます。1986年から1993年に販売。
そして1993年にフルモデルチェンジされ、4代目スープラが2002年まで販売されましたが、2002年に実施された「平成12年度排出ガス規制」に対応できずに生産終了しました。
今ではあまり見かけなくなったスープラですが、車好き、スポーツカー好きの間では根強い人気があります。



スープラA70型の特徴

1986年から販売された「スープラA70型」は、70系とも呼ばれ、ファンの間では「ナナマルスープラ」と呼ばれます。1960年代のトヨタの名車「トヨタ2000GT」をもじって「トヨタ3000GT」をキャッチフレーズにして販売されました。
時代はまさにバブル期。スーパーカーらしい車体内部に格納できるヘッドライト、リトラクタブルライトを搭載。カクカクした形も時代を彷彿とさせますね。またエアロトップも選択できました。ボルトで留めた屋根を手動で外し、後ろに格納できます。手動というところが手間ですが屋根を外してビュンビュン走ると爽快でしょうね。
5ナンバーの標準ボディと3ナンバーのワイドボディー、ハードトップとエアロトップ、ATかMTか、2.0エンジン、3.0エンジン(のちに2.5エンジン)などいろいろオプションが選べる車でした。

スープラA80型とは?

1993年から2002年まで販売された「スープラA80」は、80系とも呼ばれました。先代の直線的デザインからガラリと変わり、曲線を多く使ったデザインへと変更。そのデザインは「バットマンカー」と呼ばれたりもしました。
エンジンは直列6気筒リッターエンジン、ターボ車ではめいっぱいの馬力の280ps。GT-R やRX-7など国産スポーツカーの名車たちとしのぎを削っていました。走行性能は素晴らしく、加速やコーナリングは抜群で乗っていてとても楽しい車です。運転席はコックピットを彷彿とさせますが、ドリンクホルダーなどはありません。燃費に関しては、市街地で5㎞/Lほどだといわれています。



トヨタ・スープラの現在の中古車価格は?

スープラは販売終了から15年以上たっていますが、今でも人気のある車です。平均価格は140万円ほど。70スープラの台数は少なく市場には30台程度。中古価格は20万円~400万円。状態が良いと当時の新車並の価格です。
2代目の80スープラはとりわけ人気があります。市場の台数は70台ほど、中古車価格は40万円~500万円で、しかし、中でもターボモデルの「RZ」の市場価格は200万円以上、状態が良いと450万円です。新車の価格が400万円台ですので驚きですね。やはり今の車にはない大胆なデザインが人気の秘密でしょう。

まとめ

いかがでしたか?トヨタ・スープラについてまとめてみました。2018年1月現在、トヨタがBMWと共同開発しているスポーツカーとして、2018年中に新型スープラがお目見えするのではないかという噂があり、スープラが注目されています。BMWの「Z4」のトヨタ版としてスープラの名前が復活するのではないかと報道があります。写真を見るととてもかっこいい雰囲気で、楽しみにしている人も多くいるかと思います。新車の価格はいくらぐらいになるでしょう。BMWと同じですから結構お高いと想像されます。
かつてのスープラは、今見てもとてもかっこいいですし、走りは車好きにはたまらない車です。ぜひ興味があったら中古車も探してみてくださいね。