ワゴン型のタクシーってなに!?特徴と使い道を解説!

ワゴン型のタクシーってなに!?特徴と使い道を解説!

ワゴン型タクシーの価格

一般的に道を走っているタクシーは5人乗りの小型タクシー、または6人乗りの中型タクシーです。しかし、もっと大人数でタクシーを利用したい人向けに、ワゴン型のタクシーというものも存在します。多くのタクシー会社が配備しており、連絡するとワゴン型タクシーを含む車種を指定することができます。車種としては、トヨタのアルフォードやハイエースが主に利用されており、アルフォードの場合は定員最大6名、ハイエースの場合は定員最大9名まで乗ることが可能です。距離あたりの運賃は通常のタクシーとあまり変わりませんが、ワゴンを指定する料金として追加で1,000円~2,000円ほどかかることが多いです。



ワゴン型タクシーの利用ポイント

ワゴン型タクシーは車内スペースが広いため、大人数での移動や荷物が多い時に利用するのがおすすめです。たとえば、人数が多くてタクシーを2台使う必要がある場合、あらかじめ分かっていればワゴン型タクシーを予約してみましょう。タクシー2台分の料金より運賃が安くなって、車の乗り心地も快適になります。また、スキー場などに出かける場合もワゴン型タクシーがよく使われます。自分で車を運転した場合、帰りに疲れ切った状態で運転するのは危険だからという理由が多くみられます。スキーの場合は山道の運転が不安な方にもワゴン型タクシーはうってつけです。移動手段の1つとして便利なので、通常のタクシーで力不足の時はぜひ利用してみましょう。

デメリットに注意して利用しよう

ワゴン型タクシーは予約が必要となるため、緊急時の利用には不向きで、近くの道路を走っていることも少ないため配車に時間がかかります。場合によっては予約がいっぱいで利用できないことがあるため注意が必要です。さらに、通常のタクシーとは違ってキャンセル料が発生する場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
また、ワゴン型の場合は車内スペースが広いですが、乗客全員がスーツケースを持っている場合などは荷物がいっぱいで入りきりません。予約の際に確認しておくのが無難です。また、多くの荷物を積み込めることから引越しに利用しようとする人もいますが、タクシー会社によっては禁止されています。



トヨタが予定する新たなタクシーの導入

タクシーは便利ですが、車いすや高齢の人向けに車内スペースの広さなどを求められることも多いです。ワゴン型タクシーも利用されてはいますが、やはり通常のタクシーと比べると価格が高いことや配車までに時間がかかることから利用しづらいのが難点。そこで、2017年10月からトヨタは新しいデザインのタクシー「ジャパンタクシー」の販売を開始しました。車高を高くし、車内を広くすることで、それまで以上の乗り心地を追求しています。また、左側はスライドドアで開口部が広くなっているのも特徴的です。車道で乗り降りする際の事故を防ぐため、あえて右側はスライド式にはなっていません。デザインも1から作られていて、利用するのが待ち遠しいです。

まとめ

多くのタクシー会社はワゴン型タクシーを導入しており、事前に予約することで利用することが可能です。大人数と多くの荷物を運ぶことができるため、旅行や観光などにうってつけです。ただし、緊急時には不向きでキャンセル料などがかかるというデメリットもあります。ワゴン型タクシーだけではなく、通常のタクシーで車内スペースが広いタイプも登場しているため、今後はさらにタクシーが便利になるかもしれません。タクシーにはいろいろな種類があると知っているとここぞという時に利用できますよね。タクシーは狭くて乗り心地が悪いと思っている人も、一度ワゴン型を利用してみると、意外にハマってしまうかもしれませんよ。