車好きなら一度は憧れる!自動車整備士についてわかりやすく解説!

車好きなら一度は憧れる!自動車整備士についてわかりやすく解説!

自動車整備士になりたい!

車が好きで、車関係の仕事を一生したいと思う人は多くいます。職種は様々で、自動車の設計や組み立て、部品の生産、販売、点検・整備などがあります。この中で車いじりが好きな人が目指す仕事が自動車整備士です。目立つところであればF1レースのメカニック、一般的には自動車ディーラーや独立系の整備工場への就職が期待できますね。車は大型消耗品なので、使用していくと不具合が出てきます。自動車整備士は常に必要とされる職種であり、経験や技術力も必要なので長期間働くことができるでしょう。

自動車整備士とは?

自動車整備士とは国家が認定する資格のひとつで、車の点検や整備を通し、交通社会の安全を確保するために、制定された資格です。車は年々変化していますので、資格取得の後も研究が必要な資格です。世界レベルで考えられている環境問題の中、車は主に排ガス量が問題に挙げられ、各自動車メーカーが知恵を出し合い、ハイブリッドエンジンの普及や電気自動車の登場など革新が進みました。車の整備方法も大きく変わっていますので、自動車整備士も対応が求められています。



自動車整備士の国家資格取得方法

自動車整備の仕事は国家資格がなくてもできる仕事は多いのですが、客観的に能力がわかる国家資格を取得しておく方が就職にはとても有利です。自動車整備士は1年に1度、試験が行われていますが、受験資格が設けられており、誰でもすぐに受験できる制度ではありません。現在の自動車整備士合格への主流は、国土交通省に認可を受けた整備士養成学校に通うことになります。学校を卒業することで実務経験や実技試験の免除を得ることができますので、学科試験の受験、合格のみで自動車整備士の資格を持つことができます。また工場などで経験を積むことで、受験資格を得る方法があります。

自動車整備士は2級の所持者が一番多い!

自動車整備士は能力別に4つのクラスに分けられおり、それぞれの資格によって、扱える車の種類などが変わってきます。1級、2級、3級、特殊の4クラスに分かれます。2級自動車整備士はさらに分かれます。ガソリン車の整備士、ディーゼルの整備士、車のシャーシ整備士、二輪車(バイク)の整備士などです。バイク以外の3つが車の点検や整備に必要な2級整備士の資格になります。3つの内ひとつでも資格を持っていれば、2級自動車整備士となるわけですが、一般的にはバイク以外の3種類の2級自動車整備士の資格を持っている方が多いですね。



2級以外の自動車整備士の資格

1級小型自動車整備士は最高位の整備士資格です。どのようなジャンルの自動車も点検や整備ができるスキルと知識を持っていることが証明になりますので、この資格を持つ人は自動車整備のスペシャリストといえます。
3級自動車整備士は2級と同じように複数の資格があります。ガソリン、ジーゼル、シャシー、二輪の4つです。3級は自動車整備の基礎が身についているかを証明する資格です。2級ほどの専門性は必要ありませんが、事業者の扱う自動車の管理責任者などは3級自動車整備士の資格が必要です。
特殊自動車整備士は、車体、電気装置、タイヤの3種類の資格があり、それぞれの整備や点検ができる資格で、最近注目を浴びていますね。

まとめ

自動車整備士の国家資格を特集してみました。ここでは全てを書き尽くせないほど、幅広い資格です。先ほどふれました2級自動車整備士が多い理由としまして、1級の資格は2級より歴史が浅く、また資格の範囲も1級の資格限定の現場の仕事は実際なく2級でも困らないからです。しかし会社によっては給与体系で資格評価をしてくれるところもあり、1級自動車整備士は有望と言えるでしょう。車のハイテク化や自動運転化が試される時代になり、航空業界同様に自動車整備士の能力が試される時代になりつつありますので、減少傾向の自動車整備士がひとりでも多く誕生して活躍してほしいですね。