車の安全対策はここまで進化している!最前線のセキュリティとは

車の安全対策はここまで進化している!最前線のセキュリティとは

ダミーランプで簡単防犯

お金をかけずに出来る防犯対策として導入されているのが、ダミーライトです。ダッシュボード上やステアリング近くなど人の目に止まる場所に設けることで犯罪者に心理的プレッシャーを与え、対象を変えさせる効果が期待出来ます。衝撃など感知した際には光と音で周囲に警告してくれるので見た目の小ささを侮ってはいけません。音を聞き取れる範囲内に駐車している方にはオススメの一品です。価格は3,000円程度と安価ですし、LEDライトが主流なので長期間使えるメリットがあります。充電はソーラーバッテリーで、日光に5時間程度当てればフル充電となるタイプが多いです。

費用対効果抜群!?ドラレコステッカー

危険運転の煽りをくらう事例が後を絶えません。しかし車を使わないと生活が成り立たない方が殆どです。最小限の出費で出来る安全対策は『ドライブレコーダー録画中』と記されたステッカーを貼っておく事です。高性能カメラは1台数万円というのもザラではありません。しかしステッカーなら800円程度、さらに自作することも可能でしょう。接近時だけでなく遠くから見えれば効果抜群なので、ボデーカラーに被らない色の物を選びましょう。黄色地のシールは大半の車で映えるためオススメです。特にカメラマークが大きいと視認性が上がります。



全米で絶大な信頼を獲得するクリフォード

クリフォードはアメリカ発祥のカーセキュリティ用品ブランドで、日本ではプロテクタが代理店を勤めています。『全米で1台も乗り逃げされたことが無い』というキャッチコピーのもと、全米の信頼を獲得。最も知られるカーセキュリティメーカーとなりました。主力製品は『CLIFFORD G5』シリーズ、レッカー移動や衝撃感知センサーを搭載したIntelliGuard870Jや、ドア・トランク・ボンネットの開閉検知機能を持つAvantGuard5.1Jです。他にも目的に応じたセンサーキットが販売され、リモコン操作でコントロール出来ます。

バイパーのセンサーは家から車が離れていても大丈夫

バイパーもクリフォード同様、アメリカ大手のカーセキュリティブランドです。日本での窓口は加藤電機となり、加藤電機の承認を得た代理店のみ、バイパー製品の販売が許可されています。またインストール作業とセキュリティ保持を目的とし、販売と取り付けをセットで行うとしています。センサーや用途の種類は業界最多です。車両異常は基本的にリモコンへ通知されますが、1.6km圏内を感知出来るので、居住地と駐車場が離れていても安心です。オプションで、スマートフォンとの連動も可能です。位置情報の検知や自動通報システムを装備、万が一の事態が発生しても迅速な対応を可能にしています。



国産防犯システムのパンテーラ

黒豹のトレードマークでお馴染の、国産カーセキュリティ機器として知られるパンテーラ。日本のカーセキュリティの老舗であるプロテクタと電子機器メーカーのユピテルとの共同開発によって誕生、2004年から販売を開始しました。特徴的なのはセンサーの数です。業界最大、6つのセンサーが標準装備されており、ドアのこじ開けやレッカー移動など北米で見られるパターンはもちろん、ひっかきや燃料泥棒など日本で比較的見られる犯罪などありとあらゆるケースに対応させた形です。パンテーラ専門店が販売から取り付け、アフターサービスまでの一式を担当しており、高等技術を確実に提供できるよう工夫されています。

まとめ

初歩的な防犯対策から本格的なセンサーを扱うブランドまで、様々な対策方法があります。導入する際に気を付けたいのは『どこで購入するか』です。的確な指示やフォローをしてくれる店員のいるところでないと、最適な防犯対策は難しいでしょう。また、音が出るセキュリティシステムを組む際は、自宅の地域環境をよく確認しておきましょう。センサーの感度を高めすぎると、たとえ野良猫が通り過ぎただけでも反応してしまい、警告音が鳴り響きかねません。繰り返し発生するとご近所トラブルにもなりますので、スタッフとよく相談してから導入しましょう。