いまや乗り捨ては当たり前?!レンタカー各社のワンウェイサービス紹介!!

いまや乗り捨ては当たり前?!レンタカー各社のワンウェイサービス紹介!!

店舗数業界トップ!トヨタレンタカー

日本国内で圧倒的な店舗数を誇るトヨタレンタカー。近年急増する外国人観光客の多くが利用するわけは、世界最大規模のレンタカー会社、ハーツ社との業務提携にあります。これにより知名度を飛躍させ、かつ日本のサービス力で外国人観光客の心をがっちり掴んでいます。店舗数の多さはワンウェイ(乗り捨て)ニーズにしっかり答えており、借りた店舗と同一都道府県内の店舗への返却は無料、本州と四国など海を渡る移動以外は全ての地域で対応しています。トラックの貸し出しも実施しているため、子会社の引っ越し、イベントなどにも欠かせない存在となっており、継続して高い需要が発生しています。

成長株として注目のタイムズ

カーシェアリングですっかりお馴染みのタイムズ。レンタカーでもシェアを徐々に拡大しています。評価される利便性の一つとして挙げられるのが、独自のワンウェイシステムでしょう。借りた店舗から50km圏内の店舗に、なんと無料で返却出来るのです。県を跨いでも構いません。50km以降は100kmまで¥6480、150kmまで¥9,720と、50km刻みに¥3,240ずつ上昇するシステムです。北海道を縦横無尽に走り回り、稚内から函館まで利用しても¥10,000前後で済むわけです。また本州と九州など島間移動は別途費用が必要なので利用の際に確認しましょう。



欧州旅行はEuropcarで

ヨーロッパ旅行にお勧めしたいレンタカー会社はEuropcarです。西欧を中心に数多くの店舗を構えるこの会社にはたくさんの魅力があります。まず、地の利を活かし、国境を超えてのワンウェイ利用が可能です。追加料金は発生しますが日本ではまず出来ない経験なので是非利用しましょう。空港には必ず店舗があるので安心でしょう。次に、車のグレードアップや臨機応変に相談対応してくれます。遠路はるばる来たのですから日本では乗れない車をリクエストしてみましょう。そしてスタッフのサービスが心地よいです。旅のお供にぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

次世代カーシェアリングcar2go

親会社はメルセデスベンツでお馴染みのダイムラー社。2018年1月現在、世界8カ国23の人口が多い都市で利用されている次世代カーシェアリングサービスです。スマートフォンなどに専用アプリをダウンロードして利用する仕組みで、周辺地域に停まっているcar2go車両を確認したら、カードをかざして利用開始、有効エリア内ならどこに乗り捨ててもOKです。値段も分単位で請求され、ガソリン代は基本料金に組み込まれているので給油の必要はありません。空き車が見つかれば利用したい時すぐ交通手段を得られるのがメリットです。



最新のカーシェアリングReachNow

BMWが2016年にアメリカで開始したカーシェアリングサービスReachNow、目玉はBMWやMINIに手軽に乗れてしまう点でしょうか?いえ、車が私たちのもとへやってくる事です。車両を指定の場所まで回送するサービスに加え、指定エリア内ならどこでも乗り捨て可能なシステムはもちろん、一般消費者向けのみならず企業への中長期間貸し出す事も可能です。さらに将来的には、一般所有者のBMW「i3」とMINIをReachNowの車として貸し出すサービスを計画中です。車版のAirbnbと捉えればイメージしやすいでしょうか。今後は北米以外の地域へも展開していく予定です。

まとめ

身近なレンタカー会社から、次世代の車の使い方に応じたサービスまで紹介しました。利便性やローコストの追求はどの業界でも顕著に見られ、宿泊業界の民泊のように空いた車の活用を促すサービスの拡大が目立ちます。また高級車は維持費がかかるため、カーシェアによる商用利用のニーズは高く、利用者は増えています。今後、自動運転など技術革新により車がドライバーを迎えにくる事が当たり前になるでしょう。車は単なる移動手段となり、車内は仕事のしやすい設備や我が家のような居心地の良い空間が求められるでしょう。レンタカーは世相の移り変わりを表す存在になってきています。