上海国際モーターショーと北京モーターショー 中国開催のモーターショーもアツい‼
- 2018.02.05
- エンタメ
上海国際モーターショーと北京モーターショーの関係性
隣国中国では、1985年から隔年で上海と北京にてモーターショーを開催しています。
年々来場者数も増えていて、奇数年は上海国際モーターショー、偶数年は北京モーターショーが開催されています。
どちらも4月の開催で、1週間程度の期間で開催されるのは日本のモーターショーと変わりません。
陸続きのため、ヨーロッパからの来場者も多く、今年2018年は北京に多くの来場者が訪れることが予想されます。
上海国際モーターショーの開催会場のご紹介
上海国際モーターショーは、2001年に完成した『上海新国際博覧中心』というアジア第2位の規模の大国際展示場で開催されます。
会場周辺にはホテルも多く、モーターショーに訪れる際には多くの選択肢が用意されています。
上海新国際博覧中心は、アジア第2位の規模ということもありとても広大なスペースが用意されています。
その広さ、なんと40万平方メートル。
じっくりと全ての自動車を見て回ろうと思うと、開場時間から入場しても1日で回りきれないほどです。
展覧会場全体では更に広く50万平方メートルあります。
批判を浴びている女性コンパニオンの露出状況
中国開催のモーターショーには、女性コンパニオン目当てに訪れるカメラフリークも多くいます。
露出度の高い衣装で、放送規制がかかるほどの場合もありました。
近年では、TPOの観点から極力露出度を低くし、女性コンパニオンよりも自動車を観覧してもらう傾向になっていますが、露出度を極端に低くした年度の来場者数が激減してしまったため、ある程度の露出は許容されています。
この辺りは日本の女性コンパニオンのそれと同レベル程度と考えると良いでしょう。
日本のモーターショーと中国のモーターショーの違い
世界中で開催されているモーターショーですが、面白いほどその国の特色が現れています。
日本のモーターショーは、国民性なのか比較的大人しい部類に入ります。
一方、中国のモーターショーを見ていると、意外と自動車に触れている来場者が多く見られます。
車内に乗り込み楽しんでいる来場者の多さには驚きました。
そして、乗り込んでいる来場者の横で細かな仕様説明をしてくれるスタッフも好印象です。
各ブースで大音量で音楽が流れ、パフォーマーが動き回っているのは面白いです。
女性コンパニオンとフランクに会話していたり、一緒に写真を撮る来場者も多くいます。
さすがの会場の広さもあり、来場者の数には驚かされます。
数万人もの人々が歩き回っていても、それでも余裕のある会場の広さは、日本のモーターショーでは味わえない感覚です。
モーターショーで新規車種を買い付ける富裕層が多い上海国際モーターショー
中国の富裕層の中には、上海国際モーターショーで最新車種を買い付けている方が多く、ブースの責任者とバックヤードに入っていく様子が時折見られます。
その様子も、北京モーターショーよりも上海国際モーターショーの方が多く見られ、実際欧米メーカーの力の入れ具合も上海国際モーターショーの方が強い傾向のように思われます。
会場の規模的にも、東京モーターショーとは比較にならないほどの大会場なので、力が入るのは当然でしょう。
まとめ
中国の広大な土地に建設されている『上海新国際博覧中心』で行われる上海国際モーターショー、今回ご紹介しませんでしたが、『北京・中国国際展覧センター』で行われる北京モーターショー。
そのどちらも来場者数のキャパシティーは莫大なもので、各ブースの広さも日本のそれとは比較になりません。
展示方法もかなり自由な発想でされている面白い展覧会となっていますので、是非一度足を運んでみていただきたいと思います。