フロントガラスに傷発見!対処法とフロントガラスの傷対策を解説

フロントガラスに傷発見!対処法とフロントガラスの傷対策を解説

フロントガラスの傷を修復せずにほったらかすと…

車のフロントガラスに傷が付いているのを見つけたときのショックって、大きいですよね。大事にしている車だと特に。見た目的にも格好悪いので、早く直したいと思う方も多いでしょう。
中には傷が付いたままは良くないと思いつつ、運転できることを言い訳に、しばらくそのままにしがちな方もいらっしゃるのではないでしょうか。フロントガラスの傷をほったらかしにしておくと、どうなるかご存知でしょうか。
整備不良の危険車両と判断され車検に通らないだけでなく、警察官に呼び止められる可能性が高いです。 更に傷が拡大して、最終的に破砕し破片が車内に飛び散り怪我を負ったり、視界不良で事故になる可能性もあります。そこまでいかなくても、すぐに取り掛かれば修復できたものが、傷の中に汚れなどが付着して修復できなくなることもしばしばです。

直さなくても大丈夫な傷もあるって本当?

上述で説明した通り、フロントガラスの傷をほったらかしにすると悲惨な目に合う可能性もあります。しかし、修復しなくても問題のない傷も中にはあります。
修復しなくても問題のない傷とは、視界を遮らず、運転に支障をきたさない場所にあり、それ以上拡大しない傷です。ヒビ系の傷は拡大するので、直さなくても良い傷には分類できません。浅く欠けた傷であれば、それ以上深くなることは通常ないので、直さなくて済むことも多いです。
素人目には判断が難しいので、自己判断で傷を直さなくても済むと思わないようにしましょう。まずはディーラーや業者に見せて、相談してみましょう。



自分で直せるなら直したい!それって可能?

見た目に悪い影響を与えるフロントガラスの傷をDIY感覚で直せるのであれば直したい、と思っている方も多いでしょう。結論から言えば、直せる傷もあります。補修剤を使って傷を埋めるのです。
この方法は例えて言えば、虫歯で削った部分に詰め物を入れるようなものです。なにかの拍子に補修材が取れることもあります。また、あくまで傷に詰め物をして、見た目を良くするためのものであり、傷そのものの根本的な修復を目指してはいません。 つまり、拡大する可能性のあるヒビ系の傷には効果がありません。直さなくても済むけれど、放置しておくと見た目がかっこ悪い、という場合にのみ、自分で補修材を使って直せる、と言えます。

業者にフロントガラスの修復を頼むといくらかかるの?

きちんと修理するとなると、傷修復は専門の業者にお願いするのが基本です。そこで相場について調べてみました。
まず修復してくれる業者ですが、ディーラーに頼む方法とカー用品専門店を含む修復工場に頼むので値段は大きく変わります。ディーラーに頼めば、“正しい手順”でチェック・修復が行われ、フロントガラス交換になった場合、正規品と交換されるので車検落ちの心配はまずありません。その分高額になり、メーカー・車種によって変わりますが約5万円~となります。
修理工場であればディーラーよりも手ごろで、万が一フロントガラス交換となっても正規品より安いものに交換してもらうことで安価に済ますことが可能です。1万円から、高くても10万円程度に収まることが多いです。



フロントガラスを傷付けないための飛び石対策とは

フロントガラスの傷の悩みから解放される究極の方法はフロントガラスに傷を付けさせないことです。そこで、フロントガラスに傷を付ける飛び石を防ぐ方法をお教えします。
対策一つ目は前の車に飛び石を飛ばされても当たらないように、車間距離を十分に取る方法です。特に高速道路の大型車両の後ろは要注意です。ただでさえ飛び石を発生させやすい大型車両が速度を出しているのですから、飛んでくる可能性は極めて大きいです。
対策二つ目は、フロントガラスに保護フィルムを張っておくことです。飛び石対策用の丈夫なフィルムを販売しているカー用品店もあります。取り付けることで、飛び石が当たってもフロントガラスには傷が付かなくて済むようになります。

まとめ

今回はフロントガラスの傷について見ていきました。フロントガラスに傷があると見た目が悪いですし、なにより事故のもとになることがあります。自分の身を守るためにも、フロントガラスに傷を見つけたらば、速やかにディーラーや修理工場など専門家に相談しましょう。対応が必要だということであれば、大惨事になる前に手を打てて良かったと喜びましょう。絶対にフロントガラスの傷を放置しておくのはいけません。