タイヤの交換時期がわからない?簡単に分かる目安と判断方法をご紹介!
- 2018.02.06
- 車の知識
タイヤの交換時期はいつ?判断方法はあるの?
ガソリンスタンドや車の販売店などに行くと、「このタイヤいつから履いていますか?」や「そろそろタイヤの交換をしたほうがいいですよ」などと言われることがあると思います。
営業トークだろうと放っておいてしまう方も多いのではないでしょうか?
一言にタイヤの交換時期といっても、いまいちよく分からず難しいですよね?
ただ、タイヤの交換時期を間違えたり、知らずに放っておいてしまうと、タイヤがバーストしたりしてしまい、大きな事故の元になってしまうので、大変危険です。
そのような事故を防ぐためにも、タイヤの交換時期を間違えずにきちんと時期を知っておく必要があります。
タイヤの交換時期は、日頃のチェックから簡単に判断することが出来ます。
今回は、そんなタイヤの交換時期の方法についてお話していきます。
使用年数から交換時期を判断する
ご存知のとおりタイヤはゴムで出来ているので、走るだけではなく、そのままにしておいてもタイヤを保護する油分がなくなっていき、だんだん劣化していきます。
タイヤは使用年数で寿命があり、よく走る車で3年程度、ほとんど走らない車であっても5年程度です。
使用年数の寿命を過ぎたタイヤを装着し続けてしまうと、固くなったゴムがタイヤのヒビを引き起こし、パンクやバーストの原因となってしまいます。
そのようなことを防ぐためにも、タイヤを購入した日を知っていたり、タイヤの製造年を知っておく必要があります。
タイヤの製造年は、タイヤの側面に数字で記されているので、チェックしておくようにしましょう。
車の走行距離から交換時期を判断する
車の使用頻度や運転の仕方によって、人それぞれに違いは出てきますが、車の走行距離からもタイヤの交換時期を判断することが出来ます。
この距離でなくてはいけないというわけではありませんが、普通に運転をしているのであれば、おおよそ50,000km程度でタイヤを交換するのがいいでしょう。
荒い運転をしていたり、状況的に悪路を走行することが多い場合は、もっと距離が短くなりますので、今回ご紹介する他の判断方法と合わせて使うのがいいと思います。
正確なタイヤの状況を把握するためにも、走行距離が40,000kmくらいになったタイミングで専門家に診てもらうことをオススメします。
タイヤの擦り減り方から交換時期を判断する
タイヤの交換時期を判断する時に目で見て簡単にわかるのが、擦り減り方から見て判断することではないでしょうか?
タイヤの摩耗は、スリップサインという目印を目安にすると簡単に、より確実に判断することが出来ます。
スリップサインとは、タイヤが摩耗してくると現れる印で、これ以上このタイヤで走ってしまうとスリップしてしまいますという目印です。
スリップサインはタイヤの溝が1.6mm以下になると現れるのですが、タイヤの溝が1.6mm以下になってしまうと、滑りやすく危険なのはもちろんですが、車検も通らなくなってしまいます。
ですので、ガソリンスタンドなどで、定期的に溝を測ってもらい、3mmくらいになったら、そろそろ交換の時期かな?と意識するようにしましょう。
タイヤに入ったヒビから交換時期を判断する
タイヤを長く使っていると、タイヤの側面に細かいヒビが見られることもあると思います。
このヒビ、放っておくと大事故の原因となってしまいます。
タイヤのヒビは、タイヤが古くなって起こったり、空気圧不足、縁石に剃り上げた衝撃などの荒い運転でも起こります。
目で見て分かる程度のヒビが入っていたら、要注意です。
ヒビを放置して走行を続けてしますと、そのヒビからタイヤが裂けてしまい、バーストを起こしてしまいます。
ヒビが少し見えるけど、買ったばかりのタイヤだからまだ交換しないでいいと思わずに、ヒビを見つけたら、すぐに交換をするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、タイヤの交換時期やそれを判断する方法などについてお話してきました。
日頃の車のチェックに簡単なチェックをプラスすることで、簡単にタイヤの交換時期を判断できるということがお分かりいただけたかと思います。
ただ、簡単に判断できるからといって、ヒビのチェックを疎かにしないようにして下さい。
タイヤの交換時期を間違えてしまうと、大事故の原因になってしまいますし、車自体への負担も大きくなるので、せっかくの愛車を長くキレイに乗ってあげられなくなってしまいます。
今回のお話から、タイヤへの意識を少しでも高めていただき、またその他の愛車チェックも習慣になっていただければと思います。