車が欲しい人必見!車購入に関するお金の疑問にお答えします!
- 2018.02.08
- 車の選び方
車が欲しいがお金がない…
運転免許を取ったのならやはり車は欲しいですよね。通勤やお買い物でも大活躍の車ですが、気軽に買えるほど安いものではありません。「一括で買えるほど余裕がない」という方にはローンを組んで購入することもできます。しかし、車を購入したとしてもガソリン代や駐車場代に加え、税金や保険料などの維持費も掛かります。
「車を買えるほど貯金が無い」「車を買いたいけど、維持できるか不安……」という方向けに、今回は車に関するお金の疑問をお答えしていきます!
車の購入費はどのくらいが適切?
まずは購入する車種を決める前に、予算はどのくらい必要か決めましょう。「車の購入代金は年収の半分までが適正」と言われています。あくまで目安ではありますが、出費の多い世の中ですので、半分でも高いと感じる方も多いと思います。ですので自分の年収とよく相談し、予算に合った車を探しましょう。ネットなどを使えば、欲しい車種が予算に合った値段で見つかるかもしれません。
車の維持費ってどのくらい?
一般的な使い方をした場合、軽自動車で年間約35万円、普通車が年間約48万円程度になります。今回は購入台数が多い車、軽自動車はホンダ・N-BOX、普通車はトヨタ・ヴォクシー(5ナンバー)を例に内訳を試算してみました。
軽自動車 | 普通車 | |
---|---|---|
ガソリン代 | 73,000円 | 113,000円 |
駐車場代 | 120,000円 | 120,000円 |
自賠責 | 13,185円 | 13,920円 |
任意保険 | 50,000円 | 70,000円 |
車検代 | 40,000円 | 65,000円 |
消耗品 | 30,000円 | 50,000円 |
自動車税 | 10,800円 | 39,500円 |
重量税 | 5,700円 | 10,000円 |
合計 | 342,685円 | 481,420円 |
ガソリン代はリッター辺り125円とし、1年間で10000km走った場合、軽自動車のN-BOXは実燃費17.0km/L、普通車のヴォクシーは11km/Lとして試算します。駐車場代は月々10000円と考え、高速料金などは含まれません。
月額にすると軽自動車は29,000円程、普通車は40,000円程の維持費が必要となります。駐車場代が不要な場合もっと安くなりますね。保険料を安くすると、維持費を軽減できますが、保険はいざという時に必要になりますので、しっかりと加入しましょう。
ローンを組まなくても上述した程の維持費が必要になります。車のグレードが上がれば車検代や保険料も高額になりますのでご注意下さい。
自動車ローンは何処で借りるべき?
車を購入する際に多くの人はローンを組みます。ローンにはディーラーのローンと銀行のマイカーローンがありますが、どちらが良いのでしょうか?
金利で見ると、ディーラーのローンはどこも5%程で、銀行のマイカーローンは銀行によりますが2.5%~4%になりますので、銀行で借りたほうがお得です。
しかし銀行のマイカーローンの方が、審査が通りにくいという点があります。これは無担保で貸してくれるので、審査厳しくなっています。また、審査に2週間程かかる場合もありますので、即決購入したい場合はあまり向いていません。審査を待っているうちに、他に買い手が見つかってしまうこともあります。
それではディーラーはどうでしょうか。ディーラーは銀行よりも審査は通りやすいですが、ディーラー側で車の名義を持っているので、ローンが滞った場合は車を差し押さえて、ディーラーの物とすることができます。審査の時間に関しては、その場で審査を始めてくれたりしますので銀行よりも早く審査が終わります。
どちらのローンもメリット・デメリットはありますが、やはり不安なのが審査が通るか通らないか気になると思います。そこで審査を少しでも通りやすくするために、頭金を用意しておく方が良いでしょう。車の代金を全てローンで借りるよりも借入額は少なくなりますし、返済能力があると見られ、無いときよりも審査が通りやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?少しでもお悩みの解決になれば幸いです。
車の購入価格は年収の半分までにする、維持費は車種にもよりますが30万円以上は必要、車のローンはどちらもメリット・デメリットがある。この3点をしっかりと考え車の購入を考えましょう。無理に見栄を張ってしまうと、車だけでなく銀行からの信用も失ってしまいますので、家計をよく把握して無理のない車を購入しましょう。