ガソリン価格の変動傾向に併せた エコドライブの必要性

ガソリン価格の変動傾向に併せた エコドライブの必要性

ガソリン価格は私達の生活にも影響する

私達が生活するうえで必需品となっている自動車。また趣味としても自動車というアイテムで有意義なカーライフを送れられている方々もみえます。
その自動車と密接に関係してくるのが動力燃料であるガソリンです。ガソリン価格は私達のお財布事情や、ご家庭の経済事情にも大きく影響します。
その中でも、モーターとガソリンエンジンの動力性能で走るハイブリッド車や電気自動車などはエコカーといわれ、排気ガス量の抑制と同時にガソリンの消費を抑える事ができる自動車です。しかし、2018年現在ではガソリンを使う自動車がほとんどであるから、ガソリンの価格に敏感になる消費者が多いでしょう。



レギュラーガソリンの価格変動

では、2017年3月から2018年2月までの、12カ月間におけるレギュラーガソリンの価格の変動について解説していきます。
2017年3月の時点ではレギュラーガソリンが1リッターあたり「124.6円」です。それに対して、12カ月後の2018年2月では1リッターあたり「135.3円」という価格の変動があります。実に「10.7円」の差があり、価格が向上している事が分かります。また、その12カ月間において最も低い価格は「121.5円」という月があります。
この期間の「10.7円」という差は、各個人の価値観で高い低いは分かれるところですが、2018年2月はこの12カ月間で最高値のガソリン価格です。

ガソリン価格は世界情勢に左右される

またあくまでも、前項のデータは12カ月間のものです。もっと長い目で価格帯の推移を見れば、2014年7月には「164.4円」という高額なレギュラーガソリンの価格時期が事実存在します。これらのガソリン価格の変動の要因には日本経済を始め、原油産出国である中東情勢や、アメリカ合衆国の経済政策などの影響も一因となっています。
2018年1月には、店頭小売における石油製品はレギュラーガソリン「144.9円」という価格で高騰し続けています。これは2017年7月から、価格帯が徐々に右肩上がりの傾向があります。
私達は、マイカーの維持に費やす経費は年間でも数万円以上が必要です。せめてガソリン価格だけでも出費額を抑えたいものです。



お財布に優しい運転も必要な時代

値上がりし続けるガソリン価格に対して世界情勢の発展や変化を待っていても、私達は毎日のように自動車を活用してガソリン代を払わなければなりません。
そんな中で、エコドライブという言葉があります。いわゆる省エネ運転です。ガソリン代が高くなるならば、なるべく燃料を消費しないように工夫するのも節約の一手段ですね。
エコドライブには、車の発進時に燃料を低消費で動かす術があります。例えばAT車は信号待ちから発進する時に、すぐにアクセルペダルを踏むのでなく、ほんの少しの間をおいてからペダルを踏みます。AT車はブレーキペダルから足を離すと、ノロノロと動き出しますね。この少しの動き出しのタイミングでアクセルペダルを優しく踏むだけでも燃費の消費に差が出てきます。

まとめ

今回、ほんの一例として2017年3月から2018年2月までの12カ月間における、レギュラーガソリンの変動傾向を解説しました。値上がり傾向にあるのは私達にとって懸念されるところですが、2014年には、レギュラーガソリンは1リッターあたり164円台にあった事も興味深い価格の変動です。
中東各国の情勢等も含めて、後に大きく日本のガソリン価格に影響されてしまうことは、私達消費者にとって歯がゆいことでもあります。
その価格変動の対策としては、常日頃から私達もエコドライブのような、ガソリンの消費量を減らしていく意識や行動が必要です。またエコドライブは排気ガスの抑制にも繋がります。