イモビカッター 愛車を脅かす困ったものと対策方法

イモビカッター 愛車を脅かす困ったものと対策方法

イモビカッターってどんなもの?

車の盗難防止のために、搭載されている事があるのが「イモビライザー」という盗難防止装置です。この「イモビライザー」は盗難防止をするのに欠かせない装置で人気の車であるほど盗難を警戒して、装着されている方が多いです。
しかしこの「イモビライザー」を装着している方と言って、盗難を防ぐことが保証される訳ではありません。それは「イモビカッター」という困った存在により、簡単に盗難されてしまう事があるからです。大切な愛車がこのような装置により、簡単に盗難されてしまうという事態は本当に避けたいです。
それで「イモビカッター」の仕組みや、どのような対処方法があるのか見ていきましょう。 愛車の盗難を防ぐためにも「イモビカッター」の特徴を抑えておきましょう。



イモビカッターの進歩とメーカーの対策

「イモビカッター」は年代と共に進歩してきています。これは喜ばれない進歩なのですが、実際盗難を行う過程も日に日に進歩しているので、メーカーも進歩する「イモビカッター」に合わせ、対策を進めて安易に盗難されないようにしています。
例えば以前の「イモビカッター」では、素人の場合40分ほど解除に時間がかかり、車の盗難を防ぐのに「イモビライザー」が大きな役割を果たしていました。しかし慣れると10分ほどで解除が出来てしまうのが問題点でした。これらの「イモビカッター」は鍵に従事する人しか購入できなかったのです。しかし近年、安価なスマートコンピューターを使いプリウスなどを大量に盗む事件も発生しています。
それは「イモビカッター」も進歩し、より容易に制作する事ができるようになり、盗難も容易になっているからです。「イモビカッター」に対するメーカーの対策は結局のところ、いたちごっこになってしまっています。

有効な対策方法はあるのか?

進化する「イモビカッター」に対策できる対処方法があるのでしょうか?一つの方法として、スマートキーの情報を盗まれないために、電池を抜いておくという事があげられます。
スマートキーからは微弱な電波が発信されています。その電波を発信しない事で、スマートキーの情報を渡さずに、盗難を防ぐことができます。もう一つの対策方法として、警報装置を設置するという事があります。セキュリティアラームを社外品にして、ドアが開くと大音量がなるというにしておくのです。時間をかせぐことは、盗難を防ぐのに必要なことです。社外品の警報装置を別電源で設置し、バッテリーが外されてもなるようにしておくと、有効な対策をしている事になります。
セキュリティ対策というのは、歴史を通じて、新しいセキュリティが開発されれば、その対策を施した解除装置が出てきてしまいます。別の形式の警報装置を装着しておくというのが、良い対策方法になります。



車両保険はどうなる?

「イモビカッター」が一般的に出回るようになる前は「イモビライザー」が付いていれば、車の盗難はされることが無いという認識が一般的でした。
それで、保険会社も「イモビライザー」が付いていれば、盗難されることは無いと主張し、保険金が支払われない事もありました。実際に車の所有者が、保険金の支払いを求める訴訟を起こし、解決するまで2年もかかったケースもあります。
しかし今では、「イモビライザー」が付いていても、盗難される事もあるというのが一般的な認識に変わりつつあり、保険金が支払われないという事がないでしょう。 もちろん「イモビカッター」という厄介な存在がある限り、車両保険が盗難の際にどのように支払われるのか、契約時に確認することは忘れないようにしましょう。

まとめ

愛車を大切に守りたい人にとって「イモビカッター」は脅威に存在になります。もちろん各社対策を施してはいますが、それでも新しいセキュリティ技術が開発されると、それに対応して新しい「イモビカッター」が登場するのは避けられません。
車に元々装着されている「イモビライザー」だけでなく、他の警報装置を組み合わせる事で、さらにセキュリティを強化していきましょう。